レンコンの部屋

日常の感じた事など

満開の桜

2014-04-24 09:14:20 | 日記
昨年は鳥の被害で私の勤めいてる病院の桜が、とっても残念な状態になっていたのですが

今年は1羽でも鳥を見たらすぐに対策をしてもらおうと、出勤すると必ず注意してみていました。

そういえば、昨年はやけに鳥がちゅんちゅんと賑やかだったんですよね。


今年は1羽も飛んでくることなく、どういうわけか、全国版のニュースでも

今年は鳥の被害が少なく、どこも桜は見事につぼみを付けていると話していたので、

鳥の被害って全国的だったんだと知りました。

今年はその鳥、どこに行ったのでしょうね。


緩和ケア病棟の患者さんは、毎年桜が見れるわけではないので、

ましてや桜の季節に入院してくればですが、季節が違えば見れないわけで・・・

それなのに、せっかく桜が見れる季節にいても、昨年はぱらぱらっとしか桜が咲いていなくて

本当はすごく桜がきれいなんだけど残念だったなーと、ここの桜を目に焼き付けてほしかったなと思いました。


そういうわけで、今年は本当に見事な桜が咲いています。

しかも、天気もずっといいので、桜が風に散ることもなく、雨で色があせることもなく

もう1週間以上咲き続けています。

毎日、桜を見ると思わず朝から顔がほころんで、笑顔で仕事がはじめられます。

仕事しながら、患者さんと一緒に、桜で癒されています。


そして、いよいよ、明日は観桜会です。

着付けの予約も入れ、着物もチェックしてもらい、

開会の言葉も完璧に暗記し(短いので)

まずは、滞りなく盛会で終わることを祈るばかりです。




友達っていいな。

2014-04-16 09:25:00 | 日記
久しぶりに友達と温泉に行って、そのあとはカラオケで1日たっぷり遊んできました。

やっぱり、友達っていいですね。

彼女とは私が岩手に嫁に来てから知り合ったママ友なので、

30年来に仲です。

きっかけは幼稚園の役員で、私が部長で、彼女が副部長。

歳は彼女の方が1つ年上なのですが、何故か私は彼女をいつも呼び捨てで、彼女は私を「さん」付けして呼んでいました。

同じことが多くて、職業も看護師、出身が岩手ではないということとか、血液型もAB型。

結局、同じ病院で臨時で働いたのも同じでした。

毎年、忘年会シーズンになると、私の企画と彼女の企画で忘年会の余興合戦みたいになって

盛り上がっていましたね。


今は、私も彼女も職場を変えて、別々のところで働いていますが

たまに温泉に行って、近況報告しあって、刺激を受けあっています。

年齢も、近いし、感じるところが同じだし

それこそ誰にも言えない秘密の話もたくさんしているし・・・・・


しかし、55歳もすぎようとしていると、いつまでも元気ではないんだよなーって

こうして会えるのも、永遠ではないよねって。

いつかは別れが来るんだと思ったら、急に寂しくなっちゃって

私より先に逝かないでねって心の底から思いました。


これからは出会う数より、わかれる数の方が多くなるんだよなーって。

大事にしていかなくてはならない友達がいっぱいいるのに

なかなか会えなくて・・・


家族も大事だけど、友達も大事にしなくちゃなーって思った一日でした。


お花見会

2014-04-12 09:35:00 | 日記
親睦会の副会長になった私の役目は、お花見会の開会の言葉を言うことです。

それには周りの期待もあり、着物を着ることにしました。

普段から着物なんか着ないし、若いころに母に買ってもらったものばかりで

薄いピンクの附下を着ようと思うのですが、はたして大丈夫かな。


昨日、その会の打ち合わせと、料理の試食会に深夜明けで行ってきました。

会長も私と同様、あまり慣れていないため、何もかもがへーって感じで

自分は開会の言葉だけなんて思っていたのは間違いで

結局、そのお花見の買いが、滞りなく皆に気持ちよく飲んで楽しんでもらえるように

配慮し続けなければならないという、まるで、マネージャーのような感じですよね。


せっかく着物を着るけど、きっと私の表情は眉間にしわを寄せながら

皆さんには笑顔だけど、全体を見る目は厳しいみたいになるのかな・・・


とにかく、買いが終わるまではビールも座って飲んではいられず、

手落ちはないか、困っている人はいないかキョロキョロしているんだろうなー



とにかく、今年はいろんな役を押し付けられているので、

信じられないくらい、仕事を頼まれるのです。

もしかしたら、来年この世にいないのではと思うくらい

多分今までで一番忙しいかも・・

でも、こうしてブログを更新できる余裕はあるから、それほどでもないのかな

確かに、まだ追いつめられてはいないからかもしれません。

これも年の功なのかもしれませんね。

1日24時間しかないから、今日できることを今日できるだけこなす。

明日やることは明日にする。

この積み重ねで、いろいろなことが過ぎていくと思っているので

会議がいくつあっても、提出物でもなんでも、期日までにこなしていれば何とかなる。


そんな気持ちだから、あまりイライラもしていないのかもしれませんね。

放送大学の勉強も、私にとっては息抜きみたいなものですから。


自分で選んだことは、きっと自分に帰ってくると信じて

今日も、準夜前に勉強してから仕事に行こうと思っています。

明日は、久しぶりに友達と温泉に行って、たっぷり話を聞いて来ようと思っています。


そういう時もないとね。


身内のお葬式

2014-04-10 11:19:15 | 日記
先日突然夫のお父さんのおじさんが亡くなりました。

おじさんと言っても、夫のお父さんは夫が高校1年生の時に亡くなったので、

私との結婚式の時は、父親代わりをしてもらった人なのです。

まあ、それ以降、お父さんがいないこともあり、実家に足を運ぶこともなく

年賀状のやり取りくらいで、たまに近く来たからと我が家に来ることも1,2度くらいだったかな。

でも、我が家はその実家がルーツになっているので忘れたことはなかったのですが


それが、今回おじさんが亡くなり、火葬から葬儀まで丸1日かけて参列したことで

いろいろわからなかったことがわかって、本当に良かったなと思いました。

まずは、亡くなったおじさんがものすごーく歌が好きで、面白いこと楽しいことが好きなとても気を使う優しい人だったということ。

夫も私も何回かはあっているのですが、知らなかった。

そして、その実家を含めての集落の人たちが協力して、葬儀一切を取り仕切っていたのですが

浄土真宗をすごく信心していて、その集落でお葬式がある時に使うための大きな鐘があって、葬儀の時に近所の人がそれを準備しているんです。

ご住職はとても若くて、私が4年位前に「死の臨床」の学会に行った時にその方が講演していたんですよね。

あんなに有名な方が、ここでお経を唱えていると思ったら、ここにいる人たちはなんだかすごい集団に思えて、びっくりしてしまい

今、生や死が家庭や地域から離され、病院や葬祭センターの人たちが中心になって執り行われている。

だから、子供たちが生や死をバーチャルなイメージでしかとらえられなくなって来ているのではないかと言われているんですよね。


その家の人が、子供に何をやっているか、ちゃんとそばに行って、見て覚えなくちゃいけないんだよと声をかけていたのがとても印象的でした。

葬儀一切が終わるまで、とても淡々として、突然のお別れではあったけれど、亡くなった人は明るい人だったからと泣く人もなく明るいお葬式でした。

夫のお父さんの子供の時、どんな子供だったか、結婚するまでこの実家にいて、どんなことをしていたのか

お父さんを親分としたっていつも遊んでもらっていたという人が、すごく懐かしそうに夫の顔を見ながら話を聞かせてくれました。

夫は、自分の親の話が聞けて良かったと思います。

私も仏壇の上に飾ってあるお父さんの写真しか見たことがなかったし、子供たちも写真のイメージしかなったから

この話はぜひ子供たちに聞かせなくちゃってすごくうれしかったです。


やっぱり、自分のルーツって、大事ですよね。

どんな人のどんな血が受け継がれているか、知りたいですものね。

桜のつぼみが膨らんできているのに、その西和賀地方はまだまだ雪が道路わきにしっかり層になって積もっていて

それもビックリでしたけど、地域一丸となって生活している姿に感動して帰ってきました。



新しい世界へ

2014-04-05 09:07:17 | 日記
4月に入り、いよいよ新しいことが始まりました。

早速副主任としての会議に参加、その直前に副会長としての会議に参加。

どちらもはじめましてのメンバーに対して、もじもじしていては時間が過ぎて行ってしまうので

思ったことは言葉に出して会議をスムーズに進行して行かないと、業務の時間を会議に使っているのですから

病棟でその分カバーしている人に申し訳ないという気持ちで参加していますが…


まずもって、副主任という仕事に対してのオリエンテーションもなく

会議に行って、すぐに去年の反省を行ってくださいとか、今年の目標はとか・・・

何というか、まずは自己紹介だったり、反省を話してもらうなら前もって、用意して来れるように根回ししておくとか…

なんか、すごーく違和感があって、こうやって今まで会議してきたんだなーと思ったらすごく疲れてしまって

私は勿論自分の意見は話しましたが、熱弁しても反応が乏しく、これから1年間大丈夫かと心配になりました。


次の日も基準手順委員会という新しい委員会に出席しましたが、それもいったいどうなるのかと心配でしたが

まあ、若いメンバーが多く、結構意見を言わせていただき、スムーズに会議が終了し,何時もより1時間は短縮したようでした。


今年は会議を4つも出なくてはいけなくて、給料を歩合制にしてもらいたいと思うくらいです。


でも、1つ感じたのは

慣れない環境に飛び込むと、わからないというだけで、自分の思考が低下したように感じること

まずはその環境に慣れようと考えるから、自分だったらそうではないとか自分の考えは出さないで

形勢を窺う時期があるから、その人の力が発揮されるまでに少し時間を要する

それは少しもったいないと思うのです。

多分、それが日本の文化、まず周りとの和を大切にする。

でもそれゆえに、自分が感じたことをその場で発言しないことで、次回発言してもことは過ぎてしまうじゃないですか。

やはり、思ったことは、感じたことはその場で発言して理解をしていくことが大切。

あとから、こう思ったんだけどと言っても会議で決まってしまえば簡単には直らないことですものね。


新入社員とか、産休明けの職場復帰とか、転職での新しい環境で自分らしさというか自分の存在をアピールしていくのは

結構大変だとは思うけど、自分が思うより、まわりは観察しているし、ただ、こう思われたいというより

そのままの自分でいられるように、「あなたはあなたのままでいいんだから」

この言葉を胸に一日でも早く新しい環境に慣れて行ってほしいと思います。

人のためにではない自分のための人生だからね。