訪問看護師になって、2人目の看取りをとりました。
夕方に突然病院から今日、点滴に入れますかって電話が入り、金曜日は午後時間があるので、大丈夫ですとお引き受けして
とりあえず、月曜日まで毎日(4日間)訪問することになったのですが・・・
月曜日に病院受診した結果、本人は入院したくないということで、余命も短いからと家で看取りますということになり
その日のうちに、病院から帰るのを待って歩けないために、2人で介助し、翌日から連日2回訪問しました。
医療用麻薬を使うようになり、一日一日病状が進んで、最後は5回訪問するくらい細やかな対応をしてお亡くなりになりました。
はっきり言って、苦しかったです。
病院なら8時間勤務で解放されるけど、訪問は24時間だし、看取りとなれば、お亡くなりになるまで毎日だから、
家族並みに(もちろんご家族の方が辛いのですが)親身になって、死にゆく過程を説明しながら、不安なく
そして、苦痛ができるだけ少なく過ごせるように訪問した時にしっかりとケアしなくてはならないから
自分の対応一つで、安心していられるか、不安な時間を過ごすようになるのか、大変な役割があるなって
コミュニケーションですよね。
でも、最後お看取りして、ご家族とエンゼルケアして事務所に戻ったとき、夜中の1時でしたが、達成感は感じました。
さすがに、昨日は訪問の先生が朝8時半に来るために再度訪問して、帰ってから記録をまとめて日中は寝不足と疲労感で、
1時間くらい寝てしまいました。
今日は、朝から自治会の草取りがあったから、また、朝早く起きなくてはならず、ボーっとしている時間はありませんが
訪問看護は、待っている方がいるという気持ちがあるから、そこに向かえるのかなって思います。
また、明日から始まるので、今日は夏用のスリッパを買い、気分を一新してまた頑張りたいと思いました。
ただ、病院勤務より夜勤はないけど、気に休まるときがないから、家族は(特に夫は)心配しているようです。