末の息子は独身で、去年の春に埼玉から岩手に帰ってきたのですが、
高校卒業してからずっと、専門学校に入ると同時に一人暮らしをしているのです。
だから、大変な苦労もあったと思いますが、それが本人にとっては肥やしになっているんだと思います。
とてもしっかりしているんですよね。
だからか、時々、冷たく感じることがあるんですよね。
今回、スマホの機種変更をして、新しいスマホにデータを移行するのを一人で行ったことに関して、私はすごいって思ったんですが
息子に言わせれば、できて当たり前で、別にすごいことでもないというんです。
62歳のおばさんがラインから何から、移行出来たらすごくないですか?
友達に言ったらすごいって言ってくれたのに。
なんだか、この年になって、子供からそんな風に言われると、結構へこむんですよね。
なんでそんなに冷たいのかなって。
しかも、近くに来たんだから、1か月に1度は顔を見せてっていうのも、重いって言われて…
って言いながら、来月は連休取ったって言ってみたり、よくわからない。
訪問看護していると、いろいろな親子関係を見るんです。
そうすると、本当に親思いの息子さんだったり、娘さんがいたりするんですよね。
あんな風にやさしい子供にどうすれば育つのかなって、今更遅いですけどね。
それ考えたら、私は子育て中、自分のことばかりで、子供命みたいな生活はしていなかったなーって
酒は飲むはたばこは吸うわ、結構、力で子供たちを管理していた親だったなーって
そうなると、子供からすれば、今更、やさしくしてあげたいって思わないのかもしれないって思ったら
ものすごーく、悲しくなってしまったんですよね。
昔から、誕生日と母の日は好きじゃなかった理由は、私が、家族から査定される日って感じがしていたからだと思うんですよね。
まあ一人で、気が悪くなって、いじけてみたり、本当にあまのじゃくで面倒な人間だったなーって
こんな親は、面倒くさいから、嫌われて当然だなって、気づいたんですよね、夕べ。
そして、家族ラインで、一人反省したんだけど。
きっとうまく伝わってなくて、また始まったくらいにしか思ってもらえないんだと思う。
自分でも自分が面倒くさいからね。
その反省も込めて、午前中、屋根から落ちた雪を一生懸命下水に雪出しして、くたくたになりました。
自分が作ってきた家族は幻想だったのかもしれないって・・