レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ハドソン川の奇跡

2024年08月04日 18時11分07秒 | ドラマ

「ハドソン川の奇跡」
原題:SULLY
2016年 アメリカ 96分
■監督:
 クリント・イーストウッド
■出演:
 トム・ハンクス
 アーロン・エッカート
 ローラ・リニー

●あらすじ
“ハドソン川の奇跡”と呼ばれた有名な航空機事故に秘められた知られざる実話を、
巨匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えて映画化した感動ドラマ。
2009年1月15日、ニューヨーク。
離陸直後の旅客機が鳥が原因のエンジン故障に見舞われ、全エンジンの機能を失ってしまう。
機体が急速に高度を下げる中、サリー機長はハドソン川への不時着を決断する。
そしてみごと機体を水面に着水させ、全員の命を守ることに成功する。
この偉業は“ハドソン川の奇跡”と讃えられ、サリーは英雄として人々に迎えられた。
ところがその後、サリーの決断は本当に正しかったのか、その判断に疑義が生じ、
英雄から一転、事故調査委員会の厳しい追及に晒されるサリーだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この話有名だよね。
だけどこのあらすじ読む限りだと英雄物語として語るのではなく、
英雄の名声を地に落としてやるという嫌な目論見の映画かと思って、中々観る踏ん切りがつかなかった。
しかし今朝読んでいた本に、たまたまこの機長の話が出てきたので、ふと思い立って観てみた。
するとやはり出だしから嫌な展開で始まり、すっかり観るのを嫌になって20分くらいで観るのを止めてしまった。
その後別の映画を観たのだが、本作の評判をちょっと調べてみたら、そこまでクソ映画だと言っている意見はほとんど無くて
後半が良かったとか、ビジネスマンとして考えさせられるとかの意見があったので
朝読んでいた本もちょうどビジネス書だったのもあわせて、再度鑑賞チャレンジしてみた。
まあ止めた続きからは、いきなり再現ドラマになり、その後ラストの公聴会と流れていくが
ちょっと時系列の切り替えが不親切だったかな。
とは言え、再現ドラマパートも、ラストの公聴会における逆転のシーンも中々痛快で、それまでのうっぷんを結構晴らしてくれた。
この内容で上映時間が短いのも素晴らしいし(普通ハリウッドでこれなら2時間20分くらいはありそう)
中々だったのではないだろうか。
とは言え内容的には冤罪が晴れて良かったね、みたいな話なので、私はどちらかと言うともっとすっきりとした話の方が好きだなあ。
コメント
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