昼間か深夜でないとめったに流れないCMですが、ザ・ガードコーワ整腸錠。
「これからは大腸のこと、ちゃんと考えないとね。」
床嶋佳子さん。仕事とは言え役者さんてすごいなぁ。「最近どうも調子悪いんだよねぇ」とこぼす旦那さんに、家庭の食卓で奥さんが気遣って自然にかけるひと言…という流れなんですが、月河なら、とても吹かずに言えない(考えただけで爆)。「ダイチョウのこと、ちゃんと…」あぁダメだ。到底ムリだ。
床嶋佳子さん。実はつい数年前まで黒田福美さんとも、余貴美子さんともときどき混じっていました。ひらにご容赦を!大作の難役でぶっちぎれた演技を披露されるよりも、こんな安めの15秒CMの、短いセリフをサラッと言えることに、役者さんの力量、非凡さを感じます。
最近FMでよく耳にするMr.Children『彩り』。ミスチルにしてはずいぶん力の脱けた、“ザ・桜井節(ぶし)”なイキみどころのない曲だと思います。ちょっと前の『フェイク』『しるし』、その前の『Sign』『くるみ』辺りに比べると、素人でも淡々とカラオケで歌えそう。その代わり、「意地でも歌ってやるぞ!」という征服欲をあまりかき立てない(←要は歌いたいのか自分)。
嘉門達夫さんが昔よくやっていた“歌が変わるシリーズ”じゃありませんが、この『彩り』という曲、ある箇所にくると、槇原敬之さんの91年の曲『どんなときも。』に自然にスライド移行しそうになる。お風呂なんかで、脳内バッキングつけながらアカペラで歌っていると(←すでに歌ってるんかい!)、“移行しないように持ちこたえる”ほうが難しかったりもします。