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イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ボディボディ

2010-04-08 19:37:46 | ニュース

「話題にされるのが狙い」みたいな臭いがプンプンするから、本当はここで触れるのも癪にさわるのですが、何なのよ、“たちあがれ日本”って。お笑いにおける出オチならぬ、名乗りオチですな。

 呼ぶほうも呼びづらいけど、名乗るとき恥ずかしくないのかな、「たちあがれ日本の、何野誰兵衛です」。しかも現時点で、全員70がらみのジジイばっかという。

「たちあがれ日本!」「たちあがれ日本!」と選挙カーなどで党名を連呼するだけ、あるいはTVラジオの媒体でアナウンス言及されるだけで、ゲキを飛ばしてるように聞こえるという効果はあり、そこらへんの狙いは当たらずとも遠からずだと思います。

 あともうひとつ、腐ってもかつての芥川賞作家・石原慎太郎さんの発案だなと思うのは、○○党、何党、カニ党の文字を排除した点。“~党”という字句ほど、いま日本人が倦んでいるものはありません。民主党支持率は右肩下がりに低落していますが、さればとて自民党の支持率も回復して来ない。離反していく民心の受け皿がどこにもない。国民のために何かしらの働きをしてくれようかより、“政治を生業としている人々の身すぎ世すぎ”という感じが漂ってくるんです、“~党”という字からは。

 それにしても“日本”以外ぜんぶ平仮名。“みんなの党”ってのもあったっけ。何やら1989年の相互銀行普銀転換で、トマト銀行だのさわやか銀行だのしあわせ銀行だの、人をコケにした様な行名がうじゃうじゃ誕生したのを思い出します。カナにしとけば既存のカビ臭い、旧態依然なイメージを脱皮できるというスイートな読みもあるのでしょう。カナじゃなくてもいいのにという場面で、わざわざカナ表記で名乗ったりプレゼンしたりしてる物や人には要注意です。絶対、どす黒い魂胆がありますからね。

 それにしても、ドサクサにまぎれて(?)自民党参院比例代表から三原じゅん子さんが出るとは思わなかった。昼帯ドラマ『非婚同盟』からも1年。今年『陽炎の辻』正月SPで、佐々木玲圓(榎木孝明さん)の女房役として久しぶりにお顔を見たときには、髷のせいかずいぶん落ち着いて見え、ひところちょっとガサつき気味だったお肌もみずみずしくなっているし、何かよほど心境の変化が?と思ったものですが、まさか政界入りを目指しておられたとは。

『金八先生』の麗子時代にはもっぱらツッパリキャラで、歌手としての楽曲もハードと見せてツンデレワールドだったり(←『ド・ラ・ム』『サニーサイド・コネクション』などは月河よくカラオケで歌わせていただきました)しましたが、芸人さんと結婚されていた時期にはよく雑誌のダイエット広告で見かけたし、基本的に“広告塔体質”の人なのかもしれません。

応援演説には『金八』メンバーも集まるのかな…なんて興味持ったら、まんまと自民党のやりクチに乗せられたことになるな。いかんいかん。 

コメント
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