イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ふたりで食事でも

2007-05-23 17:34:22 | テレビ番組

昨日ちょっと流れで引き合いに出しましたが、シャレになんないくらい流行っているのね、はしか(麻疹)。

高校英語のリーダーで、measles〔みーずるず〕という単語が頻繁に発音問題として出題され‐ea‐の綴りが〔いー〕の発音になる好例のひとつに挙げられていたことのほうが月河なんかはより記憶に鮮明ですが、モノの本によれば例年、都会では5~6月、農村部では4~6月と12月~翌年1月が好発季らしいです。流行は毎年一様ではなく、都会では2~4年毎の周期、人口密度の低い地域ではより長い間隔で流行するとか。

クルマ社会で農村部←→大都会の交流がより密となった現代では、もっと短周期で流行が繰り返されているのかもしれません。

実家の親から以前聞いた話では、月河が頑是ない(か??)就学前児童だった昭和30年代後半には、三種混合ワクチン2回接種が完了しないと小学校入学が認められなかったそうですが、副作用問題でも出たのか、89年~93年の5年間、接種が義務でなく希望者のみとされた時期があったそうで、極端に接種率の下がったその期間に就学前年齢だった世代がちょうどいま高校~大学生にさしかかっているのだとか。そうか、それで小中学校の休校でなく、“大学”閉鎖の騒ぎになっているのね。

89~93年というのが何か象徴的。バブルに浮かれ、冷水を浴びせられ、日本という国が根幹から腐りおかしくなっていった時期がまさにここでしたね。月河がまがりなりにも身分の保証されていた会社人間というポジションから、あてどない漂流を始めた時期でもある。いまあのときの接種不義務化の“ツケ”を払わされている若者の皆さんは、ある意味お気の毒ですが、ツケがはしか程度で済むならむしろラッキー。とっとと“完済”して、免疫オッケーな大人の世界に来てください。

ちなみに月河は、幼少時風邪続きでなかなか三種混合ワクチン2回接種が完了しなかったらしいのですが、小学校入学直前でぎりぎりセーフ。そのかわり、社会人になってから、水疱瘡(=水痘)に感染して一週間欠勤、同僚や先輩にえらく笑われました。まさかこのトシでミズボーソーとは思わなかったもので、発熱に浮かされて「何だこのムズ痒いのは」と掻き壊してしまった水疱のあとが顔にまだ残ってます。やっぱり、幼いうちにやっとくに越したことはないですね。

はしかと言えば、『美しい罠』ファンとしては何と言っても百香ちゃん。52話の急な発熱で、病院に車で運ぶ→千津さん「あ、草太ははしかがまだ!」で槐出動、なんてこともありました。大学中退で類子のお付きになったあの時の草太くん、まさに89~93年の“未接種世代”にドンズバだったかも。

『麗わしき鬼』はタヒチから悠子帰国、姉妹の絆再確認で熱いキス(!)…に漕ぎつけましたが、この先、この2人、どうなるのがドラマ的におさまりがいいのかな。ちょっと想像がつきません。

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