北国でも7月に入ると楽しみは夏物のマークダウンです。先日、久しぶりにショッピングモールで、Tシャツを3枚ゲットして来ました。
…しかし、「今日は気晴らしに何か買っちゃうかっ!」と、所謂ひとつの“自分にご褒美”モード突入したときに、なぜか真っ先に飛びついてしまうのがTシャツ、という購買偏向がこの7~8年続いているために、そろそろ収納がヤバいことになっているのですが、北国の夏、セールも、着られる日数も短いですからねー。いま買わんでどうする。というわけで、当地の場合、“夏が短い、暑い日が少ない”のが、月河の様な考え無し消費者の消費行動をナチュラルにテコ入れしている部分は大きいと思います。
でね、こういうのが前から欲しかった、臙脂(えんじ)色と、孔雀グリーンと、あとチャコールにデスでゴスなプリントのやつを3枚買ったのですが、帰って着てみるとなんかもひとつ物足りないのね。
どこが物足りないのかずっと考えていて、昨日、電車の中の、女子大生風の集団を見ていてふと気がついたんですよ。
いまのTシャツって、ある程度、かなり、胸があって初めて絵になるように設計されてるのね。
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90年代の、だぼんとアバウトな、体型を表沙汰にしない仕立てのTシャツだとかえって有利だったんですけどね。デスパレートに“胸の無い星人”の月河としては。
…それでも夏になればTシャツ熱が一定期間、必ず襲う。着て格好がつくかつかないかなんてどうでもいいのです。夏だから、たった1ヶ月少々の夏だからこそ、夏しか着られないTシャツを買う。
かくして収納がどんどんますますヤバくなっていくのでした。
『ゲゲゲの女房』村井家のように、裏の方にちょっこし空きスペースでもあるといいのですけどねー。今度は大蔵省からクレームついたりしないかな。『大改造ビフォーアフター』並みにすっきりしました村井家。ついでに冷蔵庫や炊飯器など、昭和40年代の日本の家庭らしいしつらえにもやっとなってきましたぞ。
それでもお勝手には新婚当初からの、布美枝さん(松下奈緒さん)手作りなのだろう青白レース編みのお買い物バッグがかけてあり、卓袱台で藍子ちゃん(篠川桃音さん)がお父ちゃんの漫画を読む居間にはしげるさん直筆の一反木綿の額が。
仕事の合間に好きなだけ珈琲を淹れ、徹夜制作の夜食に蕎麦、洋食、中華と好みの店屋物を頼める家計になっても、「幸洋軒の餃子は小いさいでいけん、まるまると太ってキャベツがたっぷり入っとったほうが」と布美枝さんの手作りをリクエストするしげる(向井理さん)。増築した仕事場でもしげるデスクサイドには結婚一周年の布美枝さんからのプレゼントの手作りペン立てが稼働中だし、やっぱりこの夫婦はいいですね。
昨日(2日)の放送で、「ワタシではお役に立てませんか?」と俄かに乗りだしてきた兄嫁佐知子さん(愛華みれさん)、経理の心得があるのをいいことに、村井家&デビュー浅い水木プロダクションに容喙して来たらウザいな…と思っていたら、結構使えるキビキビさんで、身重の義妹布美枝にも気遣いを忘れない、働き者のいいお義姉さんでした。アップのシーンがやっと来たと思ったら「お役に立てまセンカ!?」の目剥き見得切り顔で、元・宝塚歌劇団花組トップスターさんの愛華さんちょっこし気の毒かなという気もしましたが、歴代の同組の中でもかわいらしさや愛嬌をずっと持ってトップ張ってくれた愛華さんが演じるなら、性悪な人や、こすっからい人であるわけがないかな。
こんだけ大胆に増改築するなら、ローンのほうはもう繰り上げ完済ってことか。富田書房から受け取った手形が唯一の収入源だった頃、えらくにょわにょわ悩ましてくれた不動産屋さん(田中要次さん)のリアクションも見たかったけどね。
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