昨日(21日)は、東京以西ほどではありませんが当地もスーパー蒸し暑い一日でした。湿度が高いと暑いは暑くてもノドカラッカラという感じにはならないのですけれど、北国の真夏日、貴重ですしね。8月に入ってズドンと冷夏になっちゃった年もある。ここは逃さず、一生懸命汗かいて、泡モノフレンドリーな体調の下地を作って帰宅、寄り道して21日リリースのKIRIN本格〈辛口麦〉を購入、試してみました。
……これは、ない。月河としてはずばり、きっぱり、とことん、目いっぱいない。
クチに含んだファーストタッチ、ノドを通過するときの刺激感はまずまずなんですが、通過し終わるか終わらないかのところで来る後クチ(後“味”というより、クチ触り、口内触感ぐらいの意味)、どこが“辛口”?ってくらい甘いんですよ。
もうビール系とすら言えない、炭酸甘酸っぱ清涼飲料水にアルコールオンしたみたい。
SAPPORO麦とホップや、リニューアル後のAsahiクリアアサヒに感じるネバ感、重た感とはちょっと違ったベクトルの、でもかなり厳然とお邪魔な“サッパリしなさ”です。暑いときにガーッといってスカーッとする、という世界を、はなから目指してない感じもする。
炭酸由来の舌ピリ感は確かにしっかりあるので、これを以て〈辛口〉を自称したいのかしら。ラガーのKIRINにしてはずいぶん“辛口”という概念をナメたものです。“本格”なる冠語も、こうなると皮肉。
昨年春ごろから、新ジャンルが妙に(健康機能系を除いて)コク志向、“重厚”“引っかかり”に軸足を移してきた、これは極北かもしれません。期待の新顔がこれなら、KIRINホップの真実のほうを残してほしかったところ。後くちが甘みや酸味でなく、苦み優勢で残るぶん、爽快さがありましたから。
新ラベルへの期待は、SAPPOROクリーミーホワイトに持ち越しますか。この春、近畿圏限定でリリースされ、好評だったらしく待望の全国発売。でも9月22日だそうです。夏、終わってるけど。KIRINホップの真実も昨年のこの時期リリースで、いま退場しつつあるわけだけど。大丈夫か。
9月リリースと言えば、『ゲゲゲの女房』オリジナル・サウンドトラック2ndが9月15日リリース決定とのこと。筆まめブロガー谷口(やぐち)統括Pも、公式サイト内スタッフブログ19日付けのエントリで「朝ドラのサントラで第2集が出るのは、朝ドラ史上はじめてとのことです。快挙だ!」と喜んでおられますが、この頃にはドラマも最終週に近づいているのですね。しげる(向井理さん)布美枝さん(松下奈緒さん)夫妻は何歳ぐらいになっているのかしら。
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