★ 昨日は『瓦礫処理』について半日ぐらい考えていた。
なかなか難しい問題で、解決の方法は確かに大変である。意見がいろいろあることも解る。
解っていないことは言わない方がいいのかも知れぬが、思ったこと感じたことを率直に 述べてみたい。
スタートは、樋渡啓祐さんのFacebook からである。
私はその通りだと共感して、『いいね』を押して、
そのあとブログ武雄市長物語も、そこにリンクされていた議会での樋渡啓祐さんの話も、Ustでちゃんと聞かして頂いたのである。
★特に樋渡啓祐さんの議場でのUstは、その話を聞けば、そのトーンを感じたら、それは心の底から出た、行動だってことはよく解る。
『日本国民は何故、東北がこんなに困っていることを、みんなで援けないのか?』と率直にそう思ってしまうのである。
そのあと、検索で『瓦礫』とか『瓦礫処理』とかを調べてみた。
東京都はすでに受け入れたことをニュースで知っていた。それに対しても、住民から反対意見がだされたようである。
兵庫県はどこも賛成していないのだが、新潟県の三条市などは受け入れの方向なのである。
受け入れについても、賛成、反対いろんな理由があるのだと思うが、
『瓦礫受け入れ』には、立地的な要素も含んでいるのだろうが、一般市民が反対するのは『放射能汚染』がアタマにあるのは間違いない。
『瓦礫』で検索すると、武田先生の『瓦礫受け入れ反対』というこんなサイトにも出会った。
多くの自治体で瓦礫を引き受けることになり、心配が拡がっています。瓦礫を引き受けるのは自分たちの住む場所が少しずつ汚染されていくことであり、必ず阻止しなければなりません。でも、「瓦礫はあまり汚染されていないので大丈夫」と言われますから、その反論を以下に書きました。
こんな文章をそのまま読むと、瓦礫は危ないと思うのも無理からぬ話である。ただこれは多分に福島の瓦礫のことを言っているのだと思う。
★以前にも一度東日本大震災の対応について、
● 地震や津波による被害対策 と
● 福島原発被害とは 全く異質なものだから、完全に分けた対応をするべきだ
と書いたが、どうしても一緒に考えられてしまっている。
瓦礫についても福島の瓦礫と、宮城、岩手の瓦礫とは全く性格が異なるものだと思う。
まず最初に、福島の瓦礫はともかく、宮城、岩手の瓦礫には、『放射能汚染』の心配があるのかどうかを、明確にしたうえでの論議が必要だろう。
私の素人の発想では、宮城、岩手の瓦礫には、放射能は含まれていないと思っている。
過去に仙台に4年ほど住んで東北6県は熟知している。その広さはちょっと想像以上である。
仙台の隣が盛岡だが、その間の距離は200キロ、関西で言えば神戸ー名古屋間に匹敵して、兵庫、大阪、京都、滋賀、岐阜そして愛知県と6県先のことなのである。
そう言う広さで言えば、岩手や福島は面積では大県だから、処理する場所も多いと言えるもかもしれないが、瓦礫処理にはどんな場所が一番適切なのだろうか? 海岸の埋め立てなどには使えないのか?
東日本とか東北と一言で片付けることなく、もう少しはっきりと分類して、物事を考えるべきではなかろうか?
そのうえで、この瓦礫処理は、安全な瓦礫を、日本全体で分担して処理するのは当然のことである。
そう言う整理整頓をして、国が明確なリーダーシップを発揮しないから、おかしなことになってしまうのだと思う。
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