★3月2日、誕生日である。
82歳になる。
自分がこんなに永く生きるとは決して思っていなかった。
なのに今現実に生きている。
そして、不思議なくらい、今は健康なのである。
然し、もう10年はともかく、20年は生きられないのかなとも思う。
だから、1年、1年大事に生きたいと思っている。
●1933年(昭和8年)に生を受けて、1937年まで、子どもから成長して学生生活を終えた24年間。
●1957年(昭和32年)から会社生活を終えた1999、5月末までの42年間のサラリーマン生活。
●そして2015年を迎えている15年間の退職後の自由な生活。
人生この3つの期間に分けられるのだが、一番最後の退職後の自由な生活が一番オモシロそうである。
考えてみると学生生活、とサラリーマン生活はある意味単純だったのかも知れない。
確かにいろんなことがあったのかも知れぬが、
結婚して子どもが出来て、家を建てて そのローンを返して、一番金が欲しい時は金がなくて、子どもたちが就職して、金が要らぬようになってから、幾らか貯金も出来てという、世の中の人たちとあまり変わらぬ人生だったようにも思う。
カワサキの二輪関連の事業に運よく巡り合ったので、普通一般の勤め人の人たちとは違った自由なサラリーマン生活ではあったとは言えるのだが・・・・
それに比べて、2000年代に入ってからの15年間は、
一言で言うと『これは自分のやりたいことをやりたいように生きてきた』と言えるだろう。
●健康であったというより、健康になったし、間違いなく今の方が15年前より体力があるように思う。
15年前は、足腰が痛くて整形外科に通っていた。その医者に勧められて、ストレッチをやりかけて、もう10年以上になる。
この15年風邪を引いたこともない。柔軟性は物ごころついてから、今が一番柔らかい。
今年になって相撲取りと同じように『また割り』が出来るようになった。
●やりたいことがやれている。
バラの栽培も、やり始めて10年以上になる。 バラは1年中やることがあるのがいい。
子どもの頃から好きだった魚たち、とりわけ鯉を飼うことも出来た。
残念ながらコイヘルペスに罹って全滅してしまったが、結構楽しむことが出来た。
小旅行にも行けたし、娘がアメリカにいるお陰で、会社にいたころとは違うアメリカも経験できた。
NPO The Good Times という考えもしなかったNPO法人を創って、Good Times を追っかけている。
●こんなことが出来てるベースは、インターネットに出会ったからである。
現役の頃は、一切パソコンなど触っていない。
お陰さまで、ブログも、ツイッターも、Facebookも、パンダ碁も、毎日楽しんでいる。
★今年になって、 地域活性化を目標に、NPO The Good Times の特別プロジェクトとして、燦々SunSun を立ちあげた。
http://www.thegoodtimes.jp/sunsun/
このプロジェクトのお陰で、今まで出会わなかった人たちとお会いする機会が増えた。
82歳を迎えて、これからはこんな新しい世界の方たちとの交流に、新しい刺激を頂きたいと思っている。
Furuya. Let the Good Times roll !
古谷に出会う人たちがグッドタイムになるようなそんな生き方が出来ればいいな と思っている。
★それともう一つ、
1999年6月1日から始まった、新しい自由な生活の出来事を、15年間振り返って、纏めてみたい。
昔のことは年次も含めて、覚えているのに、ごく最近のことは、整理をしないと、ごちゃごちゃになってしまうのである。
そんな整理作業でもやれば、幾らかでも認知症の予防にもなるかも知れないのである。