★毎年、静かな元旦で幕を開けるのだが、今年は特にその感が強い。
先月来、足の骨折で入院中だった家内が、年末年始に外泊の許可を貰って1ヶ月ぶりに家に戻ってきたが、車椅子でまだ歩けないので、いつものような元旦にはなかなかならない。
それでも、年越しそばや雑煮は自分で作ってくれた。
今年は、そんなことで息子たちも帰省せず、娘のほうの長男と3人で至って静かなのである。その孫も元旦は神戸のほうへ出かけて家内と二人きりのまさに静かな元旦を過ごしている。
新聞と年賀状を取りに外に出た以外は、ずっと家の中で過ごした。
年賀状と言えば、ずっと毛筆で手書きのモノを100枚ほど出していたのだが、3年前に母を亡くして以来、当方からは出さぬようにしているのだが、今年も100枚近く頂いた。
その中で、ネットでご覧になったり、このブログが届く方は、20人ぐらいで、やはりアナログの方が圧倒的に多いのである。
どのように対応すればいいのか? 先輩の方もおられるし、懐かしい方もおられるので、1月中に何らかの対応をしたいと思っている。
1月2日は、父の命日なのである。毎年2日は明石まで墓参に行くことが多いのだが、今年は家内が車椅子だし、2日中に病院に送り届けねばならぬので、ちょっと無理なので、明日にでも孫と一緒に行こうかなと思っている。
花の代わりに。庭の千両を持って行こうと思っている。
高校3年の時の、1月2日に父は亡くなった。父が亡くなったので大学受験を受けることになった。私を大学に行かせるために父は1月2日に亡くなったのかなと最近思うようになった。
★この1ヶ月独りで、勝手気ままに過ごしていたのだが、家内が戻り、孫も来ると途端に家事が増えた。正月でもあるし、洗い物も洗濯も量が増えて、独りでいるようなわけにはいかない。
静かな元旦だが、生まれて初めてよく動いた元旦なのである。
それでも、まだ時間も余るので、ネットのパンダ碁を打ったり、天皇杯のサッカーのテレビなど観て時間を潰している。
そんな1月1日で、2016年はスタートした。