雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

オリンピック会場 雑感

2016-10-19 06:21:55 | 発想$感想

★ オリンピックのボート会場をどこにするのか?

今頃になってと思うが、『オリンピックに金が掛かり過ぎる』ということはIOC自体の問題でもあって、大体『東京は既にいろんな施設があるのでお金が掛からない』ということが、東京が手を上げたのではなかったのか?

それなのに小池知事になるまでの何年かの間に、どんどんと予算は膨大化してしまったのである。なぜこんなことになってしまうのか? 担当する都庁の職員も、これを検討する議会にも、議員個々にも、オリンピックを利用して自らの立場を有利にとか、もっと極端に具体的に儲けようかと言うようなことに動いてしまう結果なのだろう。

今まではそれがみんな闇の中で、一般の庶民には解らなかったのである。

そんな中で東京都知事に当選した小池百合子さんは徹底的な『情報公開』を公約したし、事実具体的に実行しているのである。

オリンピックのボート場の問題はその単なる具体例の一つであって、それ自体がどこに決まってもいいのだろうが、それを決める手順が公開されているところに意味があると思っている。

 

 

★そんな中でIOCのバッハ会長小池東京都知事の都庁での会談は、1時間以上に亘って実況中継された。

関西では4・8・10チャンネルが中継したが関西放送の8チャンネルは最後まで放映した。

この放送にはびっくりした。4チャンネルと10チャンネルは準備が出来ていなかったのだろう。途中で実況放送を降りて締まったが、関西放送は最後までフォローし独占放送のような形になって、その対応は素晴らしかった。

この放送も言われていたように当初は最初の10分間だけの公開予定だったようだが、小池さんの提案で直接バッハ会長にぶつけてフルオープンに変更になったようである。そんな経緯まで解るような会談後の記者との一問一答まで公開されたのである。

これは『情報公開』ということでもあるが、むしろ小池さんの『情報発信』であると思ったほうがいい。今後の都政がこのような方向で展開されると『都民の期待』はますます大きくなっていくのだろう。

 

★このような東京都の『情報公開=情報発信』戦略は、マスコミにもいろいろな影響を与えることだろう。

私は少なくとも『バッハ・小池会談』を最初から最後まで見せて頂いた。これは70社に近いマスコミが集まっていたというが、その記者さんと同じレベルでの取材が出来たということなのである。

どこも大きく報道するであろうが、どのような解説記事になるのだろうか?

既に、最後まで放映した関西テレビでは、解説者各位がそれぞれの感想をテレビで述べていたが、『解説者はそういう見方をするのか?』と私などはそう思った。少々読み過ぎだと思った。

バッハさんも、小池さんもそんな細かい思惑ではなくて、正直にご自身の想いを素直に述べただけだと私には思えたのだが・・

各社の記事がどんなことになるのか楽しみである。

 

 

 

いま、4時過ぎだが、『小池都政』については選挙当時から特に熱心だった産経はネット上にこんな記事を流している

 

小池都知事バッハ会長会談】
小池百合子氏「五輪会場の見直し、今月中に結論出す」と明言

 
2020年東京五輪・パラリンピックの開催コスト削減に向け、会場計画の見直しを検討している東京都の小池百合子知事と、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の会談が18日午後2時20分ごろ、都庁で始まり、小池氏は「五輪会場の見直しは今月中に結論を出し、さまざまな準備を進めていきたい」と述べた。

 これに対しバッハ氏は「すべての運営の中心にアスリートを置く必要がある」などと応じた。

会談はバッハ氏の到着が遅れるなどして、予定より20分遅れでスタート。当初、冒頭のみが報道陣に公開されることになっていたが同日午後になって、会談のすべてが取材可能となり、会場には多くの報道陣が詰めかけた。 

 

少なくとも今の段階では、私のブログのほうも、結構詳しい報道になっている。

オモシロい時代になってきた。

この段階でFacebookには、その一部をアップした。

 

 その後の産経の詳報では、

「ルールを変えないことが利益にかなう」と諭す国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長に、「都民の納得が必要」と切り返す東京都の小池百合子知事。公開の場で開かれた18日のトップ会談は、競技会場見直しを巡り互いの主張の応酬となり、知事が不満げな表情を見せる場面もあった。

 紺色スーツに青いスカーフ姿でバッハ会長を迎えた小池氏は、自ら席にエスコート。序盤はバッハ会長が「もったいない」と日本語を口にしてコスト削減の必要性を語るなど、笑顔を見せ、和やかに進んだ。

 だが小池氏が「復興五輪に資しているかがポイント」などとして競技会場見直しに触れたのに対し、バッハ会長は「開催都市として選ばれた後に、ルールを変えないことが利益にかなう」と牽制した。

 小池氏は時折こわばった様子も見せたが、会場のテレビカメラに「パブリックマネーを使う都民の納得が必要だ」と「都民目線」をアピールした。

 

その他各紙の報道を見ても、バッハさんと小池さんがやり合ったような印象の記事が多いが、私には単にご自身の意見をただ述べただけで、討論があったというような印象は持たなかったのだが、マスコミの記事は少しでもインパクトを持たすように『裏の裏まで』読むのだろうかと思った。

一言で云って『非常に和やかな友好的な会談』であったように思うのだが・・・・

 

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 雑感日記のEnglish Version です。

 

 

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