★ 東北は雪国である。特に青森と秋田の雪はスゴイ。
ずっと旧い話だが、昭和42年(1964)1月から4年間仙台に住んで、東北6県を担当した。
当時はカワサキも実用車の時代で東北6県が日本最大の市場で、毎年日本一の実績を上げていたの岩手県だった。
いまとは全く異なった自前の代理店が各県にあってその販売網であるサブ店(自転車屋さん)を訪問するのが主な仕事だった。
そんなことなので、仙台事務所長としてのサブ店訪問は就任早々の冬の時期から始まったのである。
まだ高速道路などない時代で山形・秋田などの日本海岸に行くには峠越えが必要で、雪になると大変だったのを想い出す。
★ 特に雪と言えば当時から青森で青森市内の大雪は大変だった。
東北6県でも県庁の所在地の盛岡や秋田、山形市はなぜか雪が少ない。
昔の人は雪の少ないところを選んで住んだのだと思う。
ところが青森市だけが例外だった。
青森市は北海道への連絡船が出来てから開けた町で、歴史的には新しい街だから、雪が多いのだと思う。
★ 明日は東北に限らず、西日本の平野部でも積雪のおそれがあるという。
果たしてどんなことになるのだろう。
★ 一夜明けて、珍しくこの辺りも雪である。
それも結構積もっている。
雪道の走行はちょっと危ないので、
朝の散歩は陽が昇って道の雪が解けてからにすることにした。
三木でもこんな雪だから北国や青森は大変なことになっているのだろう。
雪で東北時代を想い出した。