★監督というか『グループを引っ張るリーダーの力』とは、どれくらいのものなのだろう。
『監督やリーダーの力』は相当なものだと思うが、
そんな名監督でもおかしくなることがあるから、不思議である。
Jリーグのサンフレッチェ広島と言えば、常勝軍団だと思っていた。
その監督 森保 一さん の評価も安定してよかったのだが、何故か今シーズンは全然勝てないのである。
とうとう最下位近くに低迷して、辞任してしまった。
サッカーの監督は、何故か厳しくて、ちょっと負けが続くと直ぐ『解任』になってしまう。
サッカーの得点自体が、『運』みたいなところもあって、すべてが監督の手腕だとも思わないのだが、兎に角厳しいのである。
然し、長年に亘って広島を率いた『監督の手腕』は確かなもので、『名監督』であったと言えるのだろう。
★ 同じプロ監督だが、こちらは『プロ野球』
昨年『日本一』だった『日ハム』がおかしい。
2012年から北海道日本ハムファイターズの監督を務める栗山英樹さん。
日本のプロ野球の監督で、国立大学出身・大学教授の経歴を持つ人物は史上初めてだと言われている。
正直、現役時代はよく知らない。
最初はピッチャーで、後ショートで活躍したそうだが、印象にあるのは日ハムの監督になってからである。
プロ野球の常識に拘らず、大谷を投手・打者の『二刀流』に育て、チームも優勝に導くなど、名監督だと思っていたのだが、
こちらも今年の成績が、全然なのである。
下位に低迷していて、今年の優勝はないだろう。
サッカーなら、監督辞任になっているかも知れない。
★それにしても『プロの監督』は厳しいなと思う。
プロ野球が6チーム、セパ合わせて12チーム、サッカーが18チームでその監督と言えば日本で30人しかいないのである。
社長というリーダーは、数えきれないくらいいるが、プロチームの監督は30人、これは『リーダーの極み』みたいなポジションだから、少々厳しくても仕方がないのかも知れない。
栗山英樹監督は、『好きな監督の一人』だから辞めないで欲しいと思っている。
栗山監督でなかったら、『今の大谷』はいなかったかも知れないのである。
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