★5月3日は憲法記念日である。
私は『憲法』について学校で習ったことがナイ。
終戦の年が中学1年生だった。
戦後の『混乱期』が中学と高校の年代なのである。
中学校の教科の中に『日本の歴史』も『憲法』もなかったそんな時期だった。
『日本の憲法』は、1946年(昭和21年)11月3日に公布され、
1947年(昭和22年)5月3日に施行されている。
制定されてからもう74年にもなる。
昭和22年は私は中学2年生だった。
★ そんなことだから、憲法について確りとした『自分の意見』を持っている訳ではないが、
何となく『憲法改正』に『賛成』である。
憲法記念日に私なりに『憲法』についてネット検索などやってみた。
取っている新聞は朝日なので、この新聞の論調は間違いなく、
『憲法改正反対』の論調で貫かれているのは仕方がないのかも知れぬが、
各紙の調査の趨勢は、『憲法改正・賛成』が世の趨勢なのだろう。
一般論だが、世界のどの国も憲法など改正されるのが普通なのである。
戦後アメリカは6回、カナダは17回、フランスは27回、ドイツは59回、中國・韓国が9回というこんな記事もあった。
制定以来74年、この資料の時は70年だったが、
1回も改正されていないのは日本が最長なのである。
★『憲法改正』は、国民の半数以上が『賛成』なのだが、
それでも『憲法改正』がムツカシイのは、
『衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成』がなければ、
『改正の発議すらできない』からである。
現在の『日本国憲法』は当時のGHQが『改定がムツカシイ』ように仕組んだからだろう。
これにも諸説があるようだが、普通に考えるとこのようなことから、
『両院議員の3分の2以上の賛成』という規定があるのだと思う。
これが『憲法改正』をムツカシイものにしていることは間違いないのだが、
国民の半数以上が『改憲』を望んでも、それが直ぐ実現しないのは、
国民投票以前の『議員投票』がムツカシイからだろう。
制定後74年、日本の立場も変わったし、世界の情勢も変わっている。
安倍さんは『憲法改正』に熱心だったが、菅さんはそうでもないようだ。
憲法記念日に『憲法改正問題』を考えている。
自分の国は『自分で守る』普通のことだと思うが、
アメリカ頼りで、それが出来ていないのが問題だとは思うのだが・・・
いろいろとムツカシことが多いので、
こんな問題こそ国のリーダーは明確な理念を持って国民をリードすべきだと思うのである。