★ 現役時代、特に子育て時代には、
毎月引かれる年金の額の多さに、当時は辟易していたのだが、
いまになってみると毎月の年金が生活の基盤になっていて、
家の修理や特別のことでもない限りすべて毎月の年金で賄えている。
『老後の生活費はいくら必要?』なのか?
「生活保障に関する調査」の回答では、
夫婦2人の老後の最低日常生活費は20~25万円が最も多く、平均で月額22.1万円とある。
こんなデーターもあって年金の受給額は15~22万円ぐらいが一番多いようだが、
我が家の場合も大体平均よりちょっといいぐらいで、
毎月の生活費は年金額のなかに収まっているようなので援かっている。
★ 私の場合は会社員と専業主婦だったので、
子どもたちが独立するまでの家計は大変だったが、
70歳以降の老後の生活は安定していると言っていい。
退職後も70歳代の前半辺りは、旅行に要る金も掛かったりはしたのだが、
だんだん、金を使うことがなくなるから不思議である。
夫婦お互いが80歳を過ぎると、あまり欲しいものが無くなってしまうので、
一番大事なのは『健康』かなと思う。
★ 一時年金は破綻するなどと言われたりしたが、
年金制度は破綻しないものの、年金改革によって年金の給付額が減る可能性は高いとか言われている。
年金をもらい始める年齢を遅らせれば、年金額を増やすことは可能だし、
受給開始の65歳から70歳まで遅らせると最大で42%も年金額を増額することができるらしい。
受給開始の65歳から70歳まで遅らせると最大で42%も年金額を増額することができるらしい。
そう言う意味でも一番大事なのは『健康で長生き』することだと思っている。
兎に角、現役時代は『年金の支払額』が多いと不満だったのだが、
健康で長生きしたお陰で、私たち夫婦の場合は、『安定した老後の生活』が送れていて、
明日はお陰様で『結婚60周年』を迎えることになるのだが、
そのベースにあるのは『年金』であることは間違いないのである。
何もしなくても毎月定額が貰えるということは最高で、
今では本当に『年金有難う』なのである。