★日記を書きだしたのは、昭和28年(1953)11月8日からだから、
20歳の頃からの記録が残っていて、
70年目に入ったということなのである。
私は大してムツカシクないことを継続するのは得意と言っていい。
日記のほかに70歳の頃から始めたストレッチもそうだし、
最近では、毎朝のスロー・ジョッギングなどがそうである。
そんななかでも一番長いのは日記で
70年間の日記が本棚に残っているので、
昨今はその日記を読み返しているのだが、
人間、覚えていることは覚えているのだが、
それ以上に忘れてしまっていたことが多いのに驚いている。
若し日記を書いていなければ、そんなことは永久に想いだしたりはしないことになる。
以前にも書いたが、日記を書きだした直接の動機は朝日新聞に、
『蒋介石は30年も日記を書いていてエライ』とあったので
『日記を書くぐらいなら・・・』と確かその日から書き出したので、
1年目の日記は大学ノートなのである。
その後は毎年1冊づつの日記帳が続いていたのだが、
約20年続いて、
昭和47年(1972)からは3年連続日記になっている。
3年連続になると日記帳の値段も4000円にもなるのだが、
その頃には間違いなく続くのが解っていたので3年連続にしたのである。
3年連続の日記帳を使っていた時期も長かったが、
2000年には退職して定年後の生活に入ったので、
書く内容も少なくなるだろうと、『5年連続の当用新日記』となっているのだが、
この日記になると値段もさらに高くなるのだが、
この日記が4冊・20年間続いて、
90歳代に入って、
殆ど毎日同じような単純な生活に入ったので、
こんな少し小型の5年連続の日記になって、
この日記帳が終るのは93歳なのである。
来年を含めて、あと3年残っているのだが。
果たしてもう1冊新しい日記帳を買うことになるだろうか?
★今では日記帳は1日に5行のスペースしかないので、
本当に単純なことしかかいていないのである。
ただ、この記事もそうなのだが、
2006年9月からスタートした
ネットのブログ「雑感日記」ももう17年続いていて、
これは写真もあるし文章の量も多いのである。
今ではこれを書くことが日課の一つになっている。
いずれにしても、日記もこの雑感日記もいつかは終わることになるのだが、
果たしてそれはどんな終わり方になるのだろうか?