★ 人の人生には『運』が伴っているのだが、
何となく『幸運』に恵まれている場合もある。
私自身の人生を振り返ってみても、それは『幸運の連続』で、それは今も続いているように思う。
何を持って『幸運』というかは、その人それぞれの考え方かも知れない。
何でも『幸運』と思えばどんどん幸運は続くのだろうし、
『不運』と思えば『不運な人生』になるのかも知れない。
私には4人の孫がいるのだが、その孫たちとも毎年何らかの接触があって、
それが私の今の生活の楽しみの一つになっている。
★ そんな孫たちの一人・門野真也は娘のほうの孫の次男だが、
何となく小さなころから、魚とりや蝉取りなどもして、
孫の中でも一番接触の時間が長かったと思えるのだが、
彼の人生を観ていると『幸運の連続』だなと思うのである。
小学校に入ったころまでは日本にいたのだが、
父の勤めの関係でアメリカに移住したのが『幸運の始まり』だと思う。
アメリカのサッカーは独特で、子どものチームからいろんなチームがあり、
その一番強いと思われるチームには参加すること自体がムツカシイのだが、
彼はそんなチームに体重を落としてやっと3年目に入れたのである。
『デブはダメ』と言われて、入れなかったのが幸運の始まりだったと思う。
2年間頑張って体重を落とし、3年目にやっとチームに入れてどんどん上手くなり、
大学は世界でも名門中の名門のバークレー大学に『サッカーでの推薦入学』し、
4回生では日本人ながらキャプテンになり、卒業後はサッカーのプロチームに入団『プロ選手』になったのである。
多分、日本にいたらこんなことにはなっていない。
普通のサッカー選手で終わっているだろう。
★ その環境の変化は『幸運』とみるべきで
今年はIrvine に新しく出来たプロ・チームに入団し、キャプテンを務めている。
そしてつい先日、リーグ開幕前の全米トーナメント大会の第1戦があって、
その試合は1-0で勝利したのだが、
その1点を入れてその試合の Man of The Machi になっている。
いろんな写真を送って来てくれて、
得点のシーンの動画もあるのだが、その動画の『転写の仕方』が解らない。
娘・Noriko Kadono のFBにはその動画が載っている。
ロング・シュートの見事な1点である。
今年も頑張っていい1年になることを祈っている。
★ いつまで『サッカー』をやれるのかよく解らないが、
一応『名門・バークレー卒業』だし
サッカーを辞めてからでも、就職は大丈夫と思うのだが、
多分彼はもっと何か別の『新しい人生』を歩むことになるのだろう。
いまでも動画を創らせたらプロ並みで結構な収入があるようだし、
絵を描かせててもなかなかなのである。
そんな門野真也の将来は見ることは出来ないのだが、
多分、彼の人生は『幸運の連続』だと思っている。
新しくスタートした新チームの最初の1点は『歴史に残る』ものだと思うし、
それも『1-0の勝利』は貴重で『幸運を背負った人生』の象徴的な出来事である。
真也、おめでとう。