幾つかの用事があったのだが、カワサキの東のOB会が浜松町の東京會舘であったので、それに日時をあわせたことには間違いない。
関西、東京、九州と各地域のOB会があるのだが、カワサキモータースジャパンという会社の歴史からいうと、
この東のOB会が一番その生い立ちを表していると思う。
この会社の前身は東京の金町にあった「川崎明発工業」である。
1960年ごろ川崎航空機がメグロも吸収して、神田岩本町に販売会社、川崎自販の事務所があった。
そのころから、私は二輪営業に関係したのだが、
今『神田岩本町』を知っている人は、本当に少なくなった。
その神田岩本町に居たメイハツやメグロのメンバーや、先輩たちがが出席されるのである。
東のOB会会長の石塚君は、メイハツ出身で神田岩本町時代から知っている。副会長の海老沢君はメグロの出身である。
私が初めての営業経験、仙台で東北6県を担当したときの、お二人とも仲間なのである。
販売店に独立した人も、KHIから販社に出向していた人も色々居て、本当にちょっと独特の顔ぶれのOB会である。
30名が出席されたが、1,2を除いてほとんどの方と面識があり、楽しいひと時であった。
真ん中が石塚会長、左右は二輪業界の古い方ならよくご存知の有名人、
左はメグロ出身の秋元さん、日本の二輪の安全運転の大御所である。
カワサキはなかなか安全運転の業界活動にも最初のころは貢献できなかったのだが、秋元さん一人の力で何とか顔が立った、そんな時代が長く続いたのである。
右は、杉沼さん、MFJの常務理事を最後は勤められたのでレース関係の方はご存知の方も多いだろう。
英語ぺらぺらの国際派である。
出身はトーハツで、これはあまり知られていないが、カワサキのアメリカ市場の開拓を担当された。
7人の侍などとよく言われるが、その中に入っているのかどうか?
よく解らぬが、一番最初からだから、その先生格だったのかも知れない。
晩年は、大庭さんが海外に行かれるときには、常に同行された。
これは、現役と若手OBである。
左から、今の東の責任者小岩井君、今年からOB会には新入りの武田君、KMJの大江取締役、そしてジェットスキー界での有名人黒田君、彼もまだ若手OBである。
ちょっと見えにくいが、こちらでご覧になれば解るだろう。
乾杯の挨拶で、ちょっとだけ『異種、異質の集まり』にかこつけて、
NPOの話をしたら、10数人が『趣旨も解らぬままに』参加してくれた。
持つべきものは仲間である。
久しぶりに会った佐藤君、今は千葉で業界活動をやっているようだが、
『The Good Times 』を手伝ってくれそうである。
彼とは東京営業所で一緒だった。
『ホンダのどこかいいところを』と依頼した。
カワサキは大体見当はつくが、他社はわからない。
ホンダ、ヤマハ、スズキでどこか見つけたいのである。
The Good Times は、
『みんな繋いで楽しくいいときを過ごそう』
『異種、異質、異地域の人々を繋いでいくトータルシステム造りを目指す』
そんなNPO法人なのです。
最後までお読み頂いて有難うございました。
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