りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

シーサイドクリーン 。イソヒヨドリ、シロチドリ、キアシシギ・・・ムナグロ。

2011-05-21 | 野鳥
今朝、新湊漁港で行われた日鳥連富山県支部の5月行事で<シーサイドクリーン=釣り糸清掃・愛鳥週間行事>に参加しました。

ご一緒したのはトヤマワンガンケイビタイ? 富山の海を愛する釣り人たちの集まり=富山湾岸景美隊の方たちでした。
 
 

 


キラキラ光るもの?<毛バリ>を拾いました。釣り糸や釣り針は鳥たちに大変危険なものです。


そのあと、Hさん、kogamoさんと 28日にオープンした<きっときと市場>をのぞきました。新鮮な魚がいっぱい!


館内は、大漁旗や射水市の山神輿のミニチュアが飾ってありました。
 
そのあと、海老江海岸へウォッチング。

土曜日、たくさんのヨットが気持ちよさそうに滑っていました(隣がマリーナー)


イソヒヨドリ(磯鵯)スズメ目ツグミ科 L23cmの番が、幼鳥への餌運びに忙しそうでした。オス 赤と青が美しいですね。




メスは地味ですね。


他のカモメ類やチドリ類の姿がありません?

次の海岸でも、ミサゴが空にやってきましたがテトラの上に今日はカモメ類が一羽もいません。

お昼になるので別れましたが、このままでは消化不良、もう一度次の海岸へ。いました!

キアシシギ(黄脚鷸)チドリ目シギ科 L25cm




シロチドリ(白千鳥)チドリ目チドリ科 L17cm




これで気分よく走っていたら、田んぼにムナグロの群れ(11羽)がいました。


ムナグロ(胸黒)チドリ目チドリ科  L24cm 夏羽に移行中のものもいました。

「キュイ キュワイ 」となきあっていました。


コチドリ(小千鳥) チドリ目チドリ科 L16cm チドリ類の中で最小。もすぐ横の田んぼに


おまけにクサガメも現れました。これで大満足の日になりました(笑い)


今日は、富山で気温が30.8度 今年初めての真夏日になりました。

夕方、葉っぱの上でアマガエルが、今晩からお天気は下り坂です。



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哀れヒバリの親

2011-05-20 | 野鳥
畑へ行ったら、そばを蒔かれる方が耕していかれたようで、畑一面きれいになっていました。

そこへ、虫を咥えたヒバリのオスが鳴きながらやってきました。




雌が泥の上にいますが、元気がない様子です。


可愛そうにヒナごと巣がトラクターの下になって、壊さしてしまったようです。

しばらく虫を咥えながら鳴いていました。かわいそうなことをしてしまいました。開ヶ丘のヒバリは大丈夫でいるでしょうか?


オスが虫を咥えたまま飛んでいました。


今晩、ナ協会の室内研修会でした。
立山カルデラ博物館 福井幸太郎氏「立山の氷河」について。


1 日本初の氷河 御前沢雪渓の氷体
2 最終氷期の立山について

2009年から、内蔵助雪渓のムーラン(雪渓下20m)に入られ調査された貴重なビデオを見せてもらいながら、
氷河の化石(1700年代縄文時代の植物化石)の話や
地球は新生代(258万年前~現代)11万年周期で「氷期」と「間氷期」が繰り返され、今が最終氷期であるとかについて、
一万年後は地球が氷河で覆われるとか?
興味深いお話を聞きました。
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歩くアルペンルート 材木坂コース

2011-05-19 | 県民カレッジ自遊塾
今日は、<歩くアルペンルート 材木坂コース>で
立山駅(標高475m)~美女平駅(977m) 距離約1.5K 標高差500m(ケーブルカーで7分700円)を歩きました。

集合場所にオトシブミ


立山駅裏の入口の道標です。
      

ジガバチの泥の巣が張り付けてありました。


道の下はケーブルカーの線路です。


ここは山野草の宝庫です。いくつかアップします。

ルイヨウボタン(類用牡丹)メギ科


ニリンソウ、トキワイカリソウ、ユキザサ、チゴユリなど

途中名前の由来の材木坂=材木の形をした岩石が石垣のようになっています。
これは材木石といって、立山火山が数十万年前より活動を始め、流失した溶岩が冷え固まるときに亀裂が入り五角あるいは六角柱に割れたもの。いわゆる柱状節理で、ケーブルカーの窓からも見ることができます。


急な登りですが、お花を観察しながらゆっくり登りました。


イワウチワ(岩団扇)イワウメ科


イワカガミ(岩鏡)イワウメ科


途中、八重のイワウチワがありました。


オオカメノキ


ブナの花

雄花で先に雌花がついています。今年はたくさん咲いていました。今年は熊さん 大丈夫かな?
ブナの木にヤドリギもついていました。

3時間足らずで美女平の駅に到着しました。今日の参加者 山野草グループ12名の楽しい仲間です。
         

鍬崎山


美女平の中は残雪が多いので、車道沿いを歩きました。残雪が多いです。


美女平からブナ平にかけて自生する立山スギ巨木(巨木の愛称を募集し、命名)の一つ<子育て杉> タカノツメを抱っこしています。
   

イワナシ(岩梨)ツツジ科


新緑の中キビタキなどの鳥の声を聞きながら、たくさんの山野草に出会えた楽しい散策でした。

追:家で、材木坂の話をしていたら、夫が○○年前(半世紀前かな?)中学生の頃、八郎坂を登り(麓で一泊)、浄土の富大研究所でもう一泊後、 立山登山、帰りは材木坂から下山したとか。すべて歩く立山登山だったとか。ということは…。
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カタクリ

2011-05-18 | 立山
昨日称名滝の帰り立ち寄った山麓のカタクリが満開でした。




ユキツバキもきれいでした。


ツバメが巣材運びに一生懸命でした。
芝生広場の泥の出た穴?で






ミズバショウの自生地。遅いですが。
      

その足で午後から、富山県水墨美術館で開催されている日本画家三世代<上村松園 松篁 淳之展>を観てきました。


格調高い美人画、花鳥画の世界でした。


外の木に、描かれていたオナガがやって来ました。


今日、懐かしい<ポン菓子=パッカン>作りが公民館にやってきました。

毎年田植えが終わった時期=<やすごと>にやってこられます。お米と砂糖を持って行って作ってもらいました。



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称名滝

2011-05-17 | 立山
先日(12日)開通なった落差350m日本一の大瀑布<称名滝>へ、夫を誘って出かけました。

今年は雪が多く残り、周りの木々はやっと芽吹きはじめたところです。


雪解けのころと、雨が降った時にだけ見れれる落差500m<ハンノキ滝>や数本の小さな滝を従えて豪快に落ちています。左が称名滝です(カメラが望遠のみでアングルが悪い)
       

残雪に覆われた滝壺(直径60m 深さ6m)にアーチがかかっています。


称名滝
       

ハンノキ滝


滝壺に落ちる二本の滝
       

残雪が作る模様



途中、ニリンソウ(スプリングエフェメラル)が咲きだしたばかりです。


続いて躍動感あふれる木々。

イタヤカエデ




ネコヤナギ


トチノキ


オオカメノキ


キセキレイが姿を見せました。


このあと立山麓のカタクリの群生地へ寄りました。続きは明日また。
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ウスバシロチョウ

2011-05-16 | 
畑の前の草むらで、

ウスバシロチョウ(薄羽白蝶):アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科 大きさ26~38mm 年一回 が
白い羽を陽に透かしながら、ふんわりと飛んでいました。なかなか止まってくれません。


シックで好きな蝶です。


食草がケシ科のムラサキケマンです。周りにたくさんありました。
       

もうひとつの家のボタンがやっと開きました。
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ギフチョウが道案内 

2011-05-15 | ナチュラリスト関連
同期の研修会で<猿倉・御前山の春を訪ねて>に参加しました。

猿倉山(345m)風の城:1991年ふるさと創生1億円事業→御前山(558m)→小佐渡御前山(754m)二等三角点の行程です。
猿倉山一帯はカタクリの群生地としても有名です。

新緑の中木漏れ日を浴びながら、さわやかな風の受けてのトレッキングでした。素敵な風景やお花をアップします。


御前山からの眺めです。

眼下は、神通峡が、


右側前方は、富山平野 散居村が広がっています。遠くは日本海が(今日は黄砂でかすんでいます)


神通川対岸は美しい棚田。


フタバアオイ(双葉葵):ウマノスズクサ科カンアオイ属。葉の形は徳川家の紋所

カンアオイ属は花が地味ですね。

フデリンドウ:春に咲くリンドウの仲間


ユキツバキが鮮やか。


サクラも咲いています。


獅子ヶ鼻岩:高さ30~40mの巨岩。獅子が深い谷を見下ろしているように見える。小休憩。

休憩中、空をオオタカ?のようなタカが飛んでいきました。

ギフチョウが道案内。下山までお付き合い、何頭にも出会いました。


遊歩道(中部北陸自然歩道)脇はチゴユリ・イカリソウが続きます。


小佐渡御前山近くになると鮮やかなコイワカガミ。


立山連峰が一望できるビューポイントに案内していただきました。

剱が左奥です。


薬師岳が美しいですね。


帰りは、山の恵み(スス竹、ワラビ)を少しいただきました。

駐車場へ予定の3時きっかりに到着。幹事さんありがとうございました。

今日は、当地区では田植えサンデーでした。(出かけているのが目立つりんごです)
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「みどりの愛護」のつどい

2011-05-14 | 日常
第22回全国「みどりの愛護」のつどいが富山市総合体育館で開催され、
ご臨席の皇太子殿下の奉迎に、環水公園かたりべの会員として出席しました。にこやかに手を振っておられました。

式典の後、富岩運河を遊覧船で、<中島閘門>(昭和期に造られた土木構造物としては全国初の重要文化財に指定されました)を視察されました。
水上交通がご専門の殿下には、運河や閘門がどのように映ったことでしょう。

役目が終わってかから、kogamoさんと神通川下流までバードウォッチングしました。

アマツバメ(雨燕)アマツバメ目アマツバメ科 L20cm ツバメと名がつきますが、スズメ目の燕と別のグループです。

長い翼で、敏捷に飛び回っていました。腰の白さが目立ちました。

イワツバメの姿も。

河口の堤防から、新湊方面です。


ウミネコ


帰りに呉羽丘陵に立ち寄りましたが、お昼時、鳥の出はいまいちでした。

コゲラが虫とりに忙しそう。


コサメビタキ。


エゾムシクイ


オニグルミの雄花。
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ボタン・クロバナロウバイ

2011-05-13 | 花・木
今が盛りに咲いている庭の花たちをアップします。

ボタン 5個花をつけました。


さっそく飾ると大きく開きました。


アメリカロウバイ(別名クロバナロウバイ)ロウバイ科の花が咲いています。

早春に咲く黄色のロウバイと違って、ワインカラーの花で、葉や樹皮から良い香りがします。お茶花としても珍重されます。明治時代に北アメリカ南東部から渡来とか。

ハナズオウ(マメ科ハナズオウ属)

花は葉が出る前に咲きます。葉っぱはハート形。マメ科なので果実は豆の形です。

今朝もオナガがやってきました。
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野鳥観察の日。キビタキの子育ての準備

2011-05-12 | 野鳥
5月10日(火)~16日(月)まで、愛鳥週間です。

趣旨は、「愛鳥週間行事を契機として、野鳥に対する正しい理解を深めてもらい、愛鳥思想の高揚を図るとともに、野鳥の生息する健全で豊かな自然環境づくりに努めてもらう」ものとか。

この期間、いろいろ行事が企画されています。

○今日は野鳥観察の日

○○大学幼児教育学科の学生さんを対象に、<野鳥を中心にした自然教室(呉羽山から八ヶ山にかけての探鳥会> 35回目とか)のお手伝いで参加しました。

一班担当、今年も鳥のM先生とご一緒で安心しながらの観察会です。

昨日までの大雨で開催が心配されましたが、朝になりやみましたが霞がかかり、鳥たちの出がもう一つです…

山頂で、イカルの群れをしっかり観察できました。

終わり近くになり、今日のお目当ての夏鳥キビタキをやっと近くでしっかりと見てもらえました。

それがすごいのです。オス同士がけんかをしているのです。学生さんたち大喜びでした。


最後の鳥合わせで、5班合わせて27種(昨年と同じかな)でした。


学生さんとお別れし、桜の木の下でお昼を食べた後、撮影タイム!

さっきのケンカの原因がわかりました! 桜の木の祠で子育ての準備中!だったのです。ナットク!

オスは縄張りを守るのに侵入者を必死で追っ払っていたのです。




頻繁に雌が口いっぱいに巣材を咥えて出入りしています(ちょうど枝が入口のほうに伸びている=中が外敵から見えない。賢いですね!)腕とカメラが十分ではないですが、何枚か添付します。




口いっぱいに巣材を咥えてきました。地面に下りて枯草や落ち葉をひろっていました。


あたりをうかがって


素早く中に入り


また、あたりをうかがって素早く出ていきました。


新しい命が誕生するといいですね。

アオジでしょうか?



保育士を目指す今日の学生さんたち、豊かな自然の中に身を置いたこの体験が生かされ、時代を担う子供たちを保育してもらいたいものです。

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