おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

湘南紀行 その4

2015年01月14日 | その他

湘南紀行 その4 

1月6日(火) 曇り→雨

ホテル→大船観音像→JR北鎌倉駅→円覚寺→鎌倉駅→

バスで九品寺→光明寺→補陀落寺→鎌倉駅→江ノ電藤沢駅 

朝8時ホテル発。大船駅構内を歩いて電線が邪魔をしない所で大船観音像を

撮影。優美な観音像である。大船観音寺には行かない。 

○円覚寺 

北鎌倉駅に下車して「円覚寺」拝観。円覚寺は北条時宗の開基であり、古刹という

ほどではないが、名刹というべきたたずまいであり威容である。

豪壮な山門もあるのですが、なぜか撮影した画像がことごとく良くない。

塔頭の「仏日庵」には開基廟という北条時宗の廟があります。

時宗は若くして第八代執権となりました。二度の蒙古来襲の時の執権でした。

苛烈ではあったけれども英邁な執権だったと言えるでしょう。

境内になんとリスを発見。でもすぐに高い樹に登ったので撮影は不可でした。 

○九品寺 

鎌倉駅からバスで九品寺。こじんまりしたお寺です。新田義貞ゆかりの寺院との

ことです。義貞が開基となった鎌倉で唯一の寺とのことですが、そんな暇はなかった

はずなので人任せだったのでしょう。

○光明寺

法然の浄土宗のお寺です。こんなに立派なお寺だとは想像もしていなかったのですが、

各時代の為政者の保護も受けていたものと思います。山門も立派ですし、広い境内でした。

苦難に満ちた時代もたくさんあったはずですが、今日までよくぞ伝わってきたと思います。 

○補陀落寺

行ってみれば、民家のようなたたずまいのお寺でした。頼朝の祈願所として創建されて、

開基はなんと「文覚」とのこと。

運慶作などの仏像がいくつかあるそうですが、観光客の一人もいなく、お寺関係の人も

見かけなかったので、そそくさと辞去しました。 

○由比が浜

昔は建物も少なく、砂浜部分が多くて美しかったものと思います。

砂は黒っぽくてキラキラ光っていたので砂鉄を含んでいるはずです。

今日でも海水浴場として賑わうようです。

義経の愛妾「静御前」の産んだ子供もこの浜に捨てられたそうです。 

由比が浜を見てから来合わせたタクシーで鎌倉駅。江ノ電鎌倉駅から

江ノ電藤沢駅に向かいました。

写真は2回に分けます。その5に続く。

写真01 大船観音像

写真02 円覚寺総門前

写真03 円覚寺

写真04 北条時宗廟所

写真05 九品寺

写真06 九品寺説明版

写真07 光明寺山門

写真08 補陀落寺

写真09 稲村ヶ崎を望む

写真10 1月5日のボードセーリング

写真11 由比が浜方面

 

 


湘南紀行 その5 最終回

2015年01月14日 | その他

湘南紀行 その5

1月6日(火)曇り→雨

鎌倉駅→江ノ電藤沢駅→JR藤沢駅→大磯駅→鴫立庵→大磯駅→名古屋駅

午前中に鎌倉の海岸部を見てから江ノ電で藤沢駅、JRに乗り換えて

大磯駅に向かう。スマホの地図があるので鴫立庵には人に聞かなくても

行くことができる。鴫立庵はまだ松並木の見える東海道の側にある。

東海道名所図会では「鴫立庵=でんりゅうあん」としているが、鴫立庵の

方では、そういう読み方を拒否して「しぎたつあん」とのみ読むとのこと。

 心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ澤の秋の夕ぐれ

     (岩波文庫山家集67P秋歌・新潮470番・西行上人集・

 山家心中集・御裳濯河歌合・新古今集・御裳濯集・西行物語)

鴫立つ沢歌に関しての私のマガジン。

「鴫」の項を参照願います。 

http://archive.mag2.com/0000165185/20110210150000000.html

敷地はそれほど広くはないのですが、雨が降っていなければ

気持の落ち着く所だと思います。

でも家が建てこんでいて、歌の風情は望むべくもありません。

円位堂の中には伝文覚という富士見西行像があるらしいのですが

(わざわざ見ていない)名所図会では「真なるものとは見えず」と

軽く流しています。

何枚か写真は撮ったのですが、なぜかボケ画像ばかりです。

雨が降っていたとはいえ、情けないです。 

近くに「砥上が原」もあるのですが、行きませんでした。

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 えは惑ふ葛の繁みに妻籠めて砥上原に雄鹿鳴くなり

         (西行上人集追而加書・西行物語正保本)

○ 砥上原(とがみがはら)

 藤沢市の江ノ島に向かって流れる片瀬川(堺川)の西方の野原を

 指す地名です。藤沢市鵠沼(くげぬま)辺りの古い名称です。

 藤沢市の西の茅ヶ崎市あたりまで含めていたもののようです。

 歌の砥上原の歌碑が茅ヶ崎市に二ヶ所あるそうです。

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写真01 「鴫立澤」の石碑

写真02 崇雪が設置したという五智如来

写真03 二十一世庵主「時彦」の句碑

写真04 俳諧道場

写真05 円位堂

写真06 石碑

写真07 藤沢市の案内板