湘南紀行 その4
1月6日(火) 曇り→雨
ホテル→大船観音像→JR北鎌倉駅→円覚寺→鎌倉駅→
バスで九品寺→光明寺→補陀落寺→鎌倉駅→江ノ電藤沢駅
朝8時ホテル発。大船駅構内を歩いて電線が邪魔をしない所で大船観音像を
撮影。優美な観音像である。大船観音寺には行かない。
○円覚寺
北鎌倉駅に下車して「円覚寺」拝観。円覚寺は北条時宗の開基であり、古刹という
ほどではないが、名刹というべきたたずまいであり威容である。
豪壮な山門もあるのですが、なぜか撮影した画像がことごとく良くない。
塔頭の「仏日庵」には開基廟という北条時宗の廟があります。
時宗は若くして第八代執権となりました。二度の蒙古来襲の時の執権でした。
苛烈ではあったけれども英邁な執権だったと言えるでしょう。
境内になんとリスを発見。でもすぐに高い樹に登ったので撮影は不可でした。
○九品寺
鎌倉駅からバスで九品寺。こじんまりしたお寺です。新田義貞ゆかりの寺院との
ことです。義貞が開基となった鎌倉で唯一の寺とのことですが、そんな暇はなかった
はずなので人任せだったのでしょう。
○光明寺
法然の浄土宗のお寺です。こんなに立派なお寺だとは想像もしていなかったのですが、
各時代の為政者の保護も受けていたものと思います。山門も立派ですし、広い境内でした。
苦難に満ちた時代もたくさんあったはずですが、今日までよくぞ伝わってきたと思います。
○補陀落寺
行ってみれば、民家のようなたたずまいのお寺でした。頼朝の祈願所として創建されて、
開基はなんと「文覚」とのこと。
運慶作などの仏像がいくつかあるそうですが、観光客の一人もいなく、お寺関係の人も
見かけなかったので、そそくさと辞去しました。
○由比が浜
昔は建物も少なく、砂浜部分が多くて美しかったものと思います。
砂は黒っぽくてキラキラ光っていたので砂鉄を含んでいるはずです。
今日でも海水浴場として賑わうようです。
義経の愛妾「静御前」の産んだ子供もこの浜に捨てられたそうです。
由比が浜を見てから来合わせたタクシーで鎌倉駅。江ノ電鎌倉駅から
江ノ電藤沢駅に向かいました。
写真は2回に分けます。その5に続く。
写真01 大船観音像
写真02 円覚寺総門前
写真03 円覚寺
写真04 北条時宗廟所
写真05 九品寺
写真06 九品寺説明版
写真07 光明寺山門
写真08 補陀落寺
写真09 稲村ヶ崎を望む
写真10 1月5日のボードセーリング
写真11 由比が浜方面