180928植物園ほか
記録を紐解いてみると植物園に前回に行ったのは8月25日。
それからほぼ1か月ぶりの植物園である。
秋の花が多く咲いていて、それなりに楽しみはしたのだが、
9月はじめの台風21号のために倒れた多くの樹や、立ち入り禁止のテ
ープも多くて、今更ながらに台風の強さと被害の多さに驚くしかない。
つまりは複雑な思いを持ちながら、他方では楽しみもしたということだ。
顧みると、植物園には長年来ているというのに、こんなシーンを目撃したのは
初めての事ではなかろうか。植物園サイドにしても、こんなに大きな被害は
これまでの歴史の中で特筆すべきものではなかろうか。
私は植物であれ何であれ「癒される・癒しになる」という感覚はない。
これはおそらくは「癒し」なる語彙の解釈の問題なのかとも思うのだが、
あるいは最大限に広義な解釈をすれば植物を愛でるという感覚自体が
「癒し」ということになるのかも知れない。
それは擱くとしても、植物好きとしては、植物の無残な光景に痛ましいものを
禁じえない。特定の人物や団体の乱暴狼藉によるものではなくて、自然災害による植物の
被害を目撃して、内に抱えるしかない怒りとも言える感情を持て余しながら、
園内を周遊している私自身を発見する。以下は当日の花の一部である。
季節は晩秋も近いとあれば、それぞれのDNAの命じるままの秋の花たちの繚乱も
愛しいものではある。
9月28日より以前、北野天満宮や長岡の光明寺にも行く機会を得た。
ともに台風21号の爪痕がいまだ生々しい。しかし、その証拠写真とも言うべきものは、
ここには少ししか出さない。
例によって例の如くに画像はワンドライブに入れています。
よろしければご覧願います。