181006 梅小路公園朱雀の庭ほか
平清盛の「西八条第」跡でもある「梅小路公園」の「朱雀の庭」には、
数年前から春と秋に「山野草展」を開催している。
それが楽しみでこの庭には必ず行くようにしている。
近年は秋の展示会に、たくさんのフジバカマを植栽していて、この花を
求めて飛来するアサギマダラ蝶が秋のメインデッシュ化してもいる。
要するに秋の場合は山野草が目的なのかアサギさんが目的なのか・・・
どちらも楽しみなことではある。花に蝶を添えた不可分のメインデッシュとも
言えるのだろう。
ところがこの日、10月06日にはフジバカマは咲いてはいるのにアサギマダラは
一匹も飛来していない。途中で30分程の激しい驟雨があったりして、天候は
決して良くはなかったので、そのためではなかろうか。
今年は全体的に京都は飛来数が少ないのではなかろうかとも思える。
植物園や洛西の数か所にアサギマダラを求めて行っては見たのだが、
いまだに邂逅はない。今年はもう無理だとも思う。来年を期したい。
次の日の7日には凝りもせずに二上山の夕陽を撮影に行く。
近鉄電車「二上山神社口駅」下車して、初めに「石光寺」。
境内拝観は可能だったのだがそれも一部のみ。二度の台風で境内も荒れたのか、
落ち着いて庭内の景観を味わえる状況にはなくて、すぐに辞去する。
石光寺からは二上山を正面に望める位置にまで、のんびりと歩く。
途中で満開のタニウツギを見る。今年は二度咲きしている植物を見かけることが多い。
さて懸案の二上山夕陽撮影だが、この日も天気は良いというのに
太陽は雲にさえぎられて姿を見せない。今回も空振りである。
すでにチャレンジして久しいというのに未だに二上山の両岳の鞍部に
入る夕陽は撮影できていない。今年はもう無理で、来年以降ということになるが、
無理だろうという思いもある。二上山の女神は私には微笑まない。
朱雀の庭と二上山の画像は下にあります。ご覧願います。