卯杖つき七くさにこそ出でにけれ年をかさねて摘める若菜に(西行)
一日遅れになってしまいましたが、昨日の2月1日が旧暦の七草の日でした。
正月七日、邪気を払い万病を除くため羹(あつもの)として食した若菜のこと。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種に定まった。
(岩波書店 古語辞典から抜粋)
後世にはこれを俎板に載せて囃してたたき、粥に入れて食べた。
(広辞苑から抜粋)
尚、ホトケノザについてはピンク色の可愛い花をつけるシソ科のホトケノザではなくて、
キク科のコオニタビラコのことです。
古き妹がそのに植えたるからなづな誰なづさへとおほし立つらむ(西行)
よくみれば薺(なずな)花さく垣ねかな(芭蕉)
「なずな」とは「ペンペン草」のことです。どこでも見かける雑草の一つです。
秋に発芽して冬を越し、春先から茎がでる越年草です。七草粥ではナズナの葉を食します。
さて、今年は七草が終わればすぐに立春。春が立つのは良いのですが、
これからが冬本番。陽春の頃が待たれます。
七草の画像は城南宮で2005年2月11日撮影。ナズナの画像は昨年の撮影です。
一日遅れになってしまいましたが、昨日の2月1日が旧暦の七草の日でした。
正月七日、邪気を払い万病を除くため羹(あつもの)として食した若菜のこと。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種に定まった。
(岩波書店 古語辞典から抜粋)
後世にはこれを俎板に載せて囃してたたき、粥に入れて食べた。
(広辞苑から抜粋)
尚、ホトケノザについてはピンク色の可愛い花をつけるシソ科のホトケノザではなくて、
キク科のコオニタビラコのことです。
古き妹がそのに植えたるからなづな誰なづさへとおほし立つらむ(西行)
よくみれば薺(なずな)花さく垣ねかな(芭蕉)
「なずな」とは「ペンペン草」のことです。どこでも見かける雑草の一つです。
秋に発芽して冬を越し、春先から茎がでる越年草です。七草粥ではナズナの葉を食します。
さて、今年は七草が終わればすぐに立春。春が立つのは良いのですが、
これからが冬本番。陽春の頃が待たれます。
七草の画像は城南宮で2005年2月11日撮影。ナズナの画像は昨年の撮影です。
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