60年代末、コロンビア・レコードからデビューしたブラッド、スウェット・アンド・ティアーズ。
本日は彼らの1968年のセルフ・タイトルのセカンド・アルバム、Blood, Sweat And Tearsでも。
(1978年の再発盤)
BS&Tは、ブルース・プロジェクトを脱退したアル・クーパーが中心となって新しい方向性を求めてバンドを結成しデビューも、1作目の制作後アル・クーパーやランディー・ブレッカーらが脱退。そこでプロデューサーにジェームス・ガルシオを据えそしてパワフルなボーカリストとして、デビット・クレイトン・トーマスが加入し他ことで音楽の方向性が一変。
これが全米1位の大ヒットをもたらす事に。
同じ時期に同じコロンビア・レーベルからデビューしたシカゴとホーン・セクションを駆使したブラス・ロック・バンドとしてよく比較される。しかも本作はシカゴと同じジェームス・ガルシオはプロデューサーを務めている。
ただシカゴの若いロック世代をターゲットにしたサウンドに対して、BS&Tは少々ジャズ寄りで少し上の世代のリスナー向けって印象で棲み分けが出来ていたって感じですかね。