CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

時代劇が少なくなったね

2024年12月22日 | JAPANESE

オアシスがデビューして早30年以上が経つ、昭和は遠くになりにけりってよく言われるけれど、平成の世もそろそろ一昔前の懐かしの時代に突入って思える今日この頃。ただオイラの音楽史における更なる発掘をするとなるとやっぱり二昔前の60ー70年代ですかね。

そこで本日は70年代末の岡林信康でも。

岡林信康と言えば60年代末から70年初期ごろ、山谷ブルース、友よとかチューリップのアップリケなんて深夜のラジオで掛かっていた記憶が…  ただ洋楽により親しみを感じていたオイラはそれほど関心を示さなかった。

ディランとザ・ホークス(後のザ・バンド)の如くはっぴい・えんどを従えてフォーク・ロックでブイブイ歌っていたが、活動を停止しその後田舎に籠って農業に勤しむ。その後更に活動再開するとフォークや演歌の方に流れたかと思いきや急にポップな芸風に路線変更と目まぐるしかった。

日本コロンビアからビクター系のインヴィテーション・レーベルに移籍し1979年に制作したアルバムが “街はステキなカーニバル” だった。

昔、フォークの神様と呼ばれていた岡林信康を知っている者としては、なんだかおちょくられている様なタイトルではあるが、フォーク、ポップそして歌謡曲が混ざり合い、歌詞に関してもポリティカルな要素が抜けたより時代に即したより身近なものとなった。またデビュー当時のフォーク・シンガーのイメージを覆すようにポップな曲を演奏する姿が、なんとなく今は自身が演りたい音楽を演るだけ!何か文句ある?と開き直っているかの様にも感じたね。

“君に捧げるラブ・ソング” がピカイチであるが、このCDにはボートラとして個人的に一押しの “Gの祈り” (服部半蔵、影の軍団のエンディング)が収録されていたのでつい買ってしまった。

そう言えば、最近は殆ど時代劇に新作テレビで見ないね。時代劇は現代劇と比べて制作にお金がより掛かるのと、視聴者がオイラの様な年配が多くスポンサーが重視するコア視聴率が取れないからですかね?

こんな時、更に昭和は遠くになりにけりって強く思っちゃいますね。



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