博士:最近わしらの出番もとんとなくなってしまったのう。
助手:今までは、必ず毎日記事をアップしていたのが、週2から3回のペースになったので、出番は限られてきますね。
ところで、このブログ2月1日で始まって一年が経ちました。
博士:光陰矢の如しというか、特に歳をとってからは、本当に時が経つのは早く感じるのう~
週末が終わって新しい週がやってきて、ちょっとバタバタしとると、あっ!という間にまた金曜日がやって来て、また週末となる。
助手:記念すべき初回の記事は、
72年に我が家にもついにステレオ・セットがやって来ました。それまでポータブルの電蓄で鳴らしていた歌謡曲のシングル盤ではなく、洋楽のLPをステレオで聴いてみようではないかという話となり、 早速近所のレコード・ショップに行って買ってきたのが、ビートルズのA HARD DAY'S NIGHT、アップル・レーベルの赤盤でした。
全てオリジナルの曲でアルバムが制作されており、カバー曲にはないビートルズ本来の味が出た非常に聴きやすいアルバムでした。 それを機に、ビートルズの他のアルバムを順次購入することとなったのです。
博士:なるほど、初々しいと言うか、中坊が書いたような文章じゃのう~
助手:自己弁護するわけではありませんが、まあブログ初心者の初回の記事ならこんなものでは?
博士:学校で作文を書く練習をもう少ししておけば良かったのじゃが…
助手:そんなことを言っても後の祭り、気をとり直してブログ一周年を記念してA HARD DAY’S NIGHTアナログ祭りといきましょう。それにしても、アホみたいに同じもの集めましたね。
博士:ビー・マニアからすれば、ほとんどガラクタみたいなものじゃが、レコード棚にこのまま眠らせておくのも何じゃから、虫干しも兼ねて出してみたんじゃ。


記念すべき初めてのA HARD DAY’S NIGHT、ジャケットは日本独自のデザインで、ジャケ裏は当時若者向けラジオ番組で人気だった高崎一郎氏が書いている。
1969年のAP-8147、アップル・レーベル、サード・プレスのステレオ赤盤。1964年の初回盤はオデオンレーベル、OP7123で発売され帯は半掛けと帯と呼ばれ、後に一般的になるレコードのジャケットに巻きつける帯でななく、長さもその半分だった。そして、ジャケット上部の裏側に糊付けして、ジャケットにぶら下げた形式であった。その美品のオリジナル盤は、オークションで非常に高額で取引されているそうな。
購入は70年代になってからだが、田舎のレコードショップで売れ残りを買った。1973年にフォーエバー・シリーズとして同じデザインのジャケットだったが、ジャケットの紙はペラ紙から厚手のボール紙を使ったもので再発された。

1976年のEAS-80552、アップル・レーベル、ステレオ黒盤国旗帯付き。後追いで、ファンになった人は大体この盤を所有か?

1982年のEAS-66013、オデオン・レーベル、ステレオ黒盤帯なし。THE BEATLES COLLECTIONとしてボックスで再発されたうちの一枚。
初回盤のTHE BEATLES COLLECTIONのボックスセットは、アップル・レーベルで1979年に発売された。A HARD DAY’S NIGHTのレコード番号はEAS-50033。

1982年のEAS-70132、オデオン・レーベル、”結成”二十周年記念モノ赤盤。太い帯で1986年に”来日”二十周年記念として再発。

1992年のTOJP-7073、オデオン・レーベル、三十周年記念、モノ黒盤。デジタル・マスター・テープよりカッティングする。価格は破格の一枚3000円也。

2003年のTOJP-60133、パーロフォン・レーベル、日本における最終プレス盤、モノ黒盤。デジタル・マスター・テープよりカッティングする。価格は消費税込みの一枚2548円也。

PCS3058, 英ステレオ盤。黒のパーロフォン・レーベルとレベル上の曲目の記載スタイルから、1980年の再発盤と思われる。

2009年のアメリカ・プレスのステレオ・ボックスセットの中の一枚。レコード番号はPCS3058, 黒のパーロフォン・レーベル。シュリンクでジャケットが包装されているため、写真を撮ると反射する。
アメリカのプレスは質が悪いと、ブーイングが起こる。


2012年のヨーロッパ・プレスのモノ・ボックスセットの中の一枚。 黒のパーロフォン・レーベル。
今回は、前回のブーイングから学んだのか、プレスはヨーロッパで統一。ジャケ制作も前回のステレオ・ボックスよりはオリジナルにできるだけ忠実に作り込まれている。


番外、米サントラ盤。当時映画はユナイトによって制作されたため、サントラ盤もユナイトから出た。
キャピトルが80年代にユナイトから権利を買い取り、1980年にキャピトル・レーベルで再発。手持ちの盤は、キャピトルのレインボー・バンド・レーベルだったので、1983年の再発盤と思われる。レコード番号はSW-11921
博士:と書き綴ってはみたが、これらの情報が果たして何かの役に立つだろうか?
助手:まあ、ビー・マニアの方々なら常識と言うレベルで、普通の人は”何!このおっさん”となるのでは… しかし、趣味の世界は人それぞれ、博士が満足しているのならそれでいいのではないかと。
毎週末に、パチンコに出掛けて2-3万円すってくるのを思えば、レア物をコレクションするのでなければ、この程度の散財は大したことがないと。
博士:おおー、よう言ってくれた。では早速、つい最近発売されたディープ・パープルのアナログ・ボックスでも購入してみようかのう。何しろ、PERFECT STRENGERとTHE HOUSE OF BLUE LIGHTが初めてアナログでリマスターされるのじゃ。
助手:いやー、それはさすがにちょっと無駄使いじゃないかと…
助手:今までは、必ず毎日記事をアップしていたのが、週2から3回のペースになったので、出番は限られてきますね。
ところで、このブログ2月1日で始まって一年が経ちました。
博士:光陰矢の如しというか、特に歳をとってからは、本当に時が経つのは早く感じるのう~
週末が終わって新しい週がやってきて、ちょっとバタバタしとると、あっ!という間にまた金曜日がやって来て、また週末となる。
助手:記念すべき初回の記事は、
72年に我が家にもついにステレオ・セットがやって来ました。それまでポータブルの電蓄で鳴らしていた歌謡曲のシングル盤ではなく、洋楽のLPをステレオで聴いてみようではないかという話となり、 早速近所のレコード・ショップに行って買ってきたのが、ビートルズのA HARD DAY'S NIGHT、アップル・レーベルの赤盤でした。
全てオリジナルの曲でアルバムが制作されており、カバー曲にはないビートルズ本来の味が出た非常に聴きやすいアルバムでした。 それを機に、ビートルズの他のアルバムを順次購入することとなったのです。
博士:なるほど、初々しいと言うか、中坊が書いたような文章じゃのう~
助手:自己弁護するわけではありませんが、まあブログ初心者の初回の記事ならこんなものでは?
博士:学校で作文を書く練習をもう少ししておけば良かったのじゃが…
助手:そんなことを言っても後の祭り、気をとり直してブログ一周年を記念してA HARD DAY’S NIGHTアナログ祭りといきましょう。それにしても、アホみたいに同じもの集めましたね。
博士:ビー・マニアからすれば、ほとんどガラクタみたいなものじゃが、レコード棚にこのまま眠らせておくのも何じゃから、虫干しも兼ねて出してみたんじゃ。


記念すべき初めてのA HARD DAY’S NIGHT、ジャケットは日本独自のデザインで、ジャケ裏は当時若者向けラジオ番組で人気だった高崎一郎氏が書いている。
1969年のAP-8147、アップル・レーベル、サード・プレスのステレオ赤盤。1964年の初回盤はオデオンレーベル、OP7123で発売され帯は半掛けと帯と呼ばれ、後に一般的になるレコードのジャケットに巻きつける帯でななく、長さもその半分だった。そして、ジャケット上部の裏側に糊付けして、ジャケットにぶら下げた形式であった。その美品のオリジナル盤は、オークションで非常に高額で取引されているそうな。
購入は70年代になってからだが、田舎のレコードショップで売れ残りを買った。1973年にフォーエバー・シリーズとして同じデザインのジャケットだったが、ジャケットの紙はペラ紙から厚手のボール紙を使ったもので再発された。

1976年のEAS-80552、アップル・レーベル、ステレオ黒盤国旗帯付き。後追いで、ファンになった人は大体この盤を所有か?

1982年のEAS-66013、オデオン・レーベル、ステレオ黒盤帯なし。THE BEATLES COLLECTIONとしてボックスで再発されたうちの一枚。
初回盤のTHE BEATLES COLLECTIONのボックスセットは、アップル・レーベルで1979年に発売された。A HARD DAY’S NIGHTのレコード番号はEAS-50033。

1982年のEAS-70132、オデオン・レーベル、”結成”二十周年記念モノ赤盤。太い帯で1986年に”来日”二十周年記念として再発。

1992年のTOJP-7073、オデオン・レーベル、三十周年記念、モノ黒盤。デジタル・マスター・テープよりカッティングする。価格は破格の一枚3000円也。

2003年のTOJP-60133、パーロフォン・レーベル、日本における最終プレス盤、モノ黒盤。デジタル・マスター・テープよりカッティングする。価格は消費税込みの一枚2548円也。

PCS3058, 英ステレオ盤。黒のパーロフォン・レーベルとレベル上の曲目の記載スタイルから、1980年の再発盤と思われる。

2009年のアメリカ・プレスのステレオ・ボックスセットの中の一枚。レコード番号はPCS3058, 黒のパーロフォン・レーベル。シュリンクでジャケットが包装されているため、写真を撮ると反射する。
アメリカのプレスは質が悪いと、ブーイングが起こる。


2012年のヨーロッパ・プレスのモノ・ボックスセットの中の一枚。 黒のパーロフォン・レーベル。
今回は、前回のブーイングから学んだのか、プレスはヨーロッパで統一。ジャケ制作も前回のステレオ・ボックスよりはオリジナルにできるだけ忠実に作り込まれている。


番外、米サントラ盤。当時映画はユナイトによって制作されたため、サントラ盤もユナイトから出た。
キャピトルが80年代にユナイトから権利を買い取り、1980年にキャピトル・レーベルで再発。手持ちの盤は、キャピトルのレインボー・バンド・レーベルだったので、1983年の再発盤と思われる。レコード番号はSW-11921
博士:と書き綴ってはみたが、これらの情報が果たして何かの役に立つだろうか?
助手:まあ、ビー・マニアの方々なら常識と言うレベルで、普通の人は”何!このおっさん”となるのでは… しかし、趣味の世界は人それぞれ、博士が満足しているのならそれでいいのではないかと。
毎週末に、パチンコに出掛けて2-3万円すってくるのを思えば、レア物をコレクションするのでなければ、この程度の散財は大したことがないと。
博士:おおー、よう言ってくれた。では早速、つい最近発売されたディープ・パープルのアナログ・ボックスでも購入してみようかのう。何しろ、PERFECT STRENGERとTHE HOUSE OF BLUE LIGHTが初めてアナログでリマスターされるのじゃ。
助手:いやー、それはさすがにちょっと無駄使いじゃないかと…