本日は北米出身のプログレ・ロック・バンド、スターキャッスルでも。
前身バンドが1969年に結成され活動を行ってきて、1974年にスターキャッスルとしてメジャー・レーベルのエピックと契約。
イエスに憧れていたらしく、イエスと似通ったサウンドが特徴。またREOスピード・ワゴンの初代ボーカルのテリー・ルトゥレルはイエスのジョン・アンダーソンの様な雰囲気が少なからずあり、演奏の技量も高いと思う。
本日は1976年のファースト・アルバムに続く1977年のセカンド・アルバム、Fountains Of Lightを久々に聴いてみる。
ファースト・アルバムと同様のコンセプトであるが、クイーンやジャーニーなどのプロデューサーだったロイ・トーマス・ベイカーを起用し、ポップな味付けを施し売れ線を狙った。
ただ時期的にハード・ロックやプログレ・ロックがさらに勢いを落とす70年代の後半だったのが残念、ファースト・アルバムより売れ行きを落とすことになり、同時期に活動しブレイクを果たしたカンサスに続く事は出来なかった。
それより、プログレ・ポップ路線のAsiaやBostonらが登場したに80年代初頭にデビューするれば評価はもっと良い方に変わっていたかも…