某ECサイトを見ていると、つい最近ビートルズの米編集盤のモノ・レコードが結構いい値段で発売されていた。
因みにCDのフォーマットでは2004年にCapitol Albumsってタイトルで当時の米編集でのステレオとモノ・ミックスの2種類の音源を収録したCDのボックス・セットが発売され、2014年にも同じ様な企画のUS AlbumsなるCDのボックス・セットが再登場し、もうお腹いっぱいって感じだったね。
それらの更なるダメ押し企画として今回モノ・レコードが販売された。 高額でマイケル・ジャクソンから版権買ったのだから、商品化出来る物ならなんでも出しておこうって感じかも知れないけれど、果たして買う人いるの?って印象。
ステレオ盤なら英盤とのテイク違いや、米盤編集における疑似ステレオ録音やあたかもお風呂場で歌っているかのようなエコーましましの音源を聴いてニンマリ出来るけど、今回もの音源だから一般人には以前再発された米盤のCDで事足りる。
かく言うオイラも米盤LP所持しているものの、後追いで買った再発盤ゆえビンテージ的な価値は無い。
それでも、キャピトル・レーベルから米盤が出てはや60年にもなるのに、いまだにガンガンと再発されることに対して敬意を表して本日は米盤、Meet The Beatles!でも聴いてみようじゃないの。
レーベルはオレンジ・キャピトルの1976年の再発盤。いつもはジャケを手に取って眺める程度でほとんど針を落としたことがないので、盤のコンディションは悪くない。
因みに米盤編集は当時の国内法の規制によって両面合わせてMax12曲の収録に限られ、このアルバムの片面の収録曲はたった12−3分程度。もしその間トイレにでも立ったなら、演奏はもう終盤に差しかかるぐらいで我慢すべきかどうかその忙しなさがまたなんとも言えないね。
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