本日はYMOの作品でも。
メンバー達が現状の活動於いて煮詰まってしまったのか1983年に突如バンドの散会宣言を出し、そして最後のスタジオ・アルバム、Serviceを制作する事に。それと同時に散会コンサート・ツアーをスタートさせ、翌年にその模様を収録した武道館ライブ、After Serviceが世に出ることに。
当時制作された最新作、Serviceからはシングル・カットされたSee-Throughのみで過去アルバムからのベスト物とでも言える選曲。
演奏もコンピューター・テクノロジーの進化のお陰で、YMO3人にゲスト・ドラマーのデビット・パーマーを加えた計4人だけの演者にも関わらずスタジオ・アルバムばりの分厚い演奏を聴かせている。
ServiceとAfter Service両方聴いてりゃ当面の欲求は満たされるってことで、彼らのファースト・フィナーレとして相応しかったと思う。
ただ個人的には、せっかくのライブ・アルバムなのでスタジオ録音的な予定調和を目指すのではなく初期ライブでの渡辺香津美が弾く様なフュージョン系ロック・ギターを加えて曲を派手に暴れさせても良かったかな…