気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

初ツツドリ、見つけた

2016年08月25日 | カッコウの仲間
いつもの公園で見慣れないシルエットの野鳥を見つけました。
「変わった形のキジバトだな?」と思いつつファインダーを覗くと、どうやらツツドリのようです。


カッコウの仲間はどれも色や形が似ていますが、光彩が橙色に見えたのでツツドリと判別しました。
枝の入り組んだ高い木の上に止まっていましたが、なんとか姿が見えるポイントを探し出せました。


警戒心が強いのか、さかんにあたりを見回しています。
(尾羽のあたりに白く細い線が入っているのは、どうやら左に見えるクモの糸のようです。)


初夏に山間部で「ポポ・ポポ・ポポ・・・」という独特の声を聞きましたが、姿は見えず。
秋の渡りの時季に、いつもの公園を中継地にしてくれたので運良く遭遇できました。
(ポポ・ポポ・ポポ・・・というオスの繁殖期の鳴き声が、筒を叩く音に似ていることからツツドリと呼ばれているそうですね。)


足場の良くない位置からの撮影でしたが、胸から腹部にかけての横縞模様も写せました。
なんとか正面から写せないものか・・・と回り込んだとたん、ツツドリに気づかれて飛び去ってしまいました。^^;


ツツドリ(筒鳥)

本州では、ツツドリはセンダイムシクイの巣に托卵することが多いそうです。
ツツドリの数日前に近くの公園で見つけたムシクイの小群は、センダイムシクイだったのかもしれません。
因縁の両者が同じ繁殖地で夏を過ごして移動してきたのでは・・・とあれこれ想像をめぐらせています。


コメント (8)
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