世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「果てしない闇も 永遠の光もないって近頃は思う」

2007年04月07日 12時38分04秒 | Weblog
4/6(金)

ようやく、怒涛のような一週間が終了した。
喫茶店で一服。
金曜日の夜ぐらいはのんびりしたい。

支払いの絞め、年明け&月末業務、部長からの依頼、吉熊上司にお願いされたこと…それをほぼ残業なしで行えた。
会社の前にある公園の桜を、今年は眺める暇がなかった…。

新しい部長は、仕事では厳しいチェックをするものの、比較的温厚で紳士だ。
風貌は決して今風ではないが、清潔感と知性が全身からにじみ出ている。
毎朝、フロアにあるみんなの席まで行き、「おはようございま~す」と挨拶しながら、満面の笑みをデリバリーしている。
時間があるときには、六法をまるで漫画を読むように、楽しそうに頁を捲っている。


前任の部長は、昭和のかほりの漂う人情家であった。
ゆえに、人のプライバシーの垣根を越え、かなりの迷惑を被ったのも事実だ。

新しい部長は、私のプライベートなんかには全く興味がないっぽい。
ただ、頭が並外れて良すぎるため、周囲がついていくのが大変なんである。

一難去ってまた一難。
死ぬまでこの繰り返しか。
むなしい…これから生きていくことが。

こんなとき、ミスチルの「天頂バス」が頭をよぎる。

「トンネルを抜けると次のトンネルの入り口で
 果てしない闇も 永遠の光もないって近頃は思う
 だから「自分のせいと思わない」とか言ってないでやってみな」

毎朝、MDでこの曲を聴きながら出勤している。歩きながら、電車に揺られながら。
なぜか涙が出てきそうになる。
なんでだろ。
今の私の気持ちを代弁してくれていることに安堵を覚えるからだろうか。

この曲を聴き終える頃には、永遠と錯覚するような「これから」を、試されるチャンスだと思えるようになる。
会社までの道のりをしっかりと前を向いて歩きながら、「今日も頑張ろう」って思える。

そう言えば、2005年夏に勃発した「吉熊上司事件」のあとも、この歌には随分励まされた。

この土日は、仕事を忘れてゆっくり休むことにしよう…。
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ほっけの一夜干し弁当

2007年04月07日 12時32分05秒 | Weblog
吉熊ショット・その2。
ほっけの一夜干し弁当480円也。

コーヒーブレイク。

2007年04月07日 12時31分16秒 | Weblog
みなさん、お気付きだと思いますが。
私、精神的に余裕がなくなると…吉熊登場率@平日が高くなりますよね…。

そんなこんなで、吉熊ショット2連発!
まずは昼休みのコーヒーブレイク。

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「黒沢くんっ!」

2007年04月07日 12時30分18秒 | Weblog
4/5(木)

そういえば、昨日から新人が我が部にやってきた。
23歳の殿方。
これが、かなりの今時の男子。
いきなり無造作ヘアだよ。
…彼だけ台風に遭遇したんかと思ってしまった。
あんまりマジマジと観察していないのでイケメンかどうか、私には判断つきかねるんだが、無口で仕事も黙々とやっているっぽい。

彼23歳。
私29歳。
年齢差6歳。

「anego」の奈央子みたく
「黒沢くんっ!」
といきたいところだが、面倒なのと自分の仕事でいっぱいいっぱいなので、あまり関わっていない。
残業管理表の記入を教えるときだって、私がまとめたレジュメを「この通りやってください」と渡しただけだったし。

やっぱりanegoにはなれない…。



似合う?

2007年04月07日 12時26分40秒 | Weblog
「ねぇ、似合う?」

あれ、吉熊。
君は男子だったじゃない?

…似合わないこともないけれど。
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クローバーイヤリング

2007年04月07日 12時25分04秒 | Weblog
心療内科に行く前、時間があったので会社近くの店舗に寄った。
取り寄せしておいた四葉のクローバーのイヤリングを購入。

ホワイトゴールド&ペリドット。

久々にジュエリーを購入した。
はっきり言って、販売員時代の私は「こんな安いのつけたくない。おもちゃみたいじゃん」と思っていた。この手の商品。
どこかで半貴石を馬鹿にしていたフシがある。

本社に来て6年。
私の感覚は、ようやく普通に戻りつつある。
現場を離れて初めてお客さまの気持ちが分かるっていうのも皮肉な話だ。

お揃いのクローバーリングもあるので、次回、取り寄せて購入しようっと。
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ウチくる?

2007年04月07日 12時22分29秒 | Weblog
4/4(水)
心療内科デー。

さっそく、月経異常をクマ医師に報告。

「あのう、不正出血っていうか、マジな生理が二週間も早く来ました…。やはり環境の変化で来たんですかね?」

しかし、私の予想は外れた。
どうやら、エリーテンの仕業だったらしい。
だろーね。
そうかと思ったよ。

環境の変化ごときで、私の頑な28日周期は乱れるはずがない。
さっそく胃薬変更。
「パリエット」に変更された。
なんともヲサレな名称ではないか。
花の都のかほりがしそう!
シャンゼリゼっていうか、シルブプレ~って感じ。


最近、地味目に早寝早起きをしている。
昨日やれなかった仕事を始業前に片付けたり、勉強するために、早めに出勤する。
強迫性障害の症状、朝のコンセント確認もけっこう気にならなくなってきた。気にしている時間がないのだ。
その点をクマ先生に言ったら、
「キタ━━d(*`・(エ)・´*)b━━!!」
という顔をするではないか。
時間に追われる生活こそ、強迫性障害に一番効果的なんだそうだ…。自分的には、いっぱいいっぱいなんだが。
「まぁ、頑張りまぁす」と力なく言った。

「無理はしないでくださいね」
と、クマスマイルで送り出してくれた。

それにしても、今日の待ち時間が二時間だったのは気のせいか…?
長かった。お陰で、本をじっくり読めた。粗利率、販管費率がいかに大切かを学べた。

会計をする際、レジにクマのぬいぐるみがいることを発見!
ムニムニしていて、無条件に可愛い。
思わず「ウチくる?」と、誘拐しそうになった。クマが「いくいく」と言っている気がした。
「この子、可愛いですねー」

クマを触りながら、受付の女性(乙葉似)に話しかけてしまった。
彼女の仕事っぷりは素晴らしい。
半年ぐらい前からこの心療内科に勤務しているっぽいんだが、ハキハキしていて敬語も応対も唸るほどである。
私が人事部長だったら、彼女を「ウチくる?」と、誘拐していただろう。

「可愛いですよね!…ぢつは、先生のらしいんですよ。このクマ。意外ですよね」
乙葉は、「ここだけの話」といった具合いで教えてくれた。

マジで?
クマ先生は、自分がクマと類似していることを自らのアイデンティティとして認識してるんだろうか。なんだか、嬉しかった。

クマ似の主治医、受付に鎮座するクマのぬいぐるみ。

もしかして、この心療内科って、私のためにあるのかしら。


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