世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」

2010年11月03日 20時19分59秒 | Weblog
「空、飛びたいなあ」…秋になり、空が高くなるといつもそう思う。そんな思いは昔の人の心にもあったらしい。

昨夜はよく寝たせいか、風邪の症状がおさまった。なので、午後から国立科学博物館に行ってきた。
いつも上野に行くときはたいてい雨や曇りなのだが、今日は晴れていた。
木々が少し色づいていて綺麗!


博物館の前のくじら。
迫力満点。


「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」この夏、私を魅了した、小惑星探査機はやぶさ!!!!!


今日は水曜日でレディスデーが適用され、少し安めに入れた。しかし、女性客は少なく、いかにも機械や飛行機が好きという感じの殿方が多く来ていた。写真撮影可だったので、そんな殿方たちは、良さげなカメラでパシャパシャと撮影をしていた。
正直、私は機械や飛行機についてよく知らない。いまだに車がなぜ走るのか、飛行機がなぜ飛ぶのか、不思議に思う。

今日の展示。前半はマニアックでよく分からなかった。
こんな飛行機がたくさん展示してあった。


飛鳥


吉熊は、この飛行機が好きらしい。


神風


JAXA 静粛超音速研究機模型
スタイリッシュ!!


天井からぶら下がっている飛行機は電健号。
戦後7年間続いた航空禁止令が解除された直後、平和な日本の空を飛んだ、最初のグライダーである。


一式戦闘機・隼のタイヤ(実物)


日野熊蔵のコーナー
名前が良いではないか。
熊蔵!!!!
彼は、明治43年、操縦技術習得のためフランスへ留学した。


動物のりもの大会
明治から大正の頃の絵本にも、すでに飛行機などが登場していた。


他にもエンジン?と思しき物体が展示してあったがハテナ???だったので割愛。


後半は、私の大好きな小惑星探査機はやぶさ関連が展示されていた。これが目的だったと言っても過言ではない。
はやぶさの実物大模型の背後には宇宙ヨット・イカロスのキラキラした帆が!
華麗なる兄弟愛!


はやぶさが持ち帰ってきたカプセルも特別展示されていた(11/7まで展示)。
インスツルメントモジュール、搭載電子機器部、マラシュート、エンジニアリングモデルの展示。
相模原、お台場に引き続き、今回で3回目の見学。
「また会えたね」と、恍惚の表情を浮かべて呟いている私。
いつ見てもロマンを感じる。
これが3億キロ離れたイトカワから帰ってきたのか…って。
つい真剣に見てしまい、アホ面を呈してしまう。
カプセルは私のアホ面を見て、「またこいつ来たのかよ」と思っているのかもしれない。

カプセルが展示されたブースを出た右側には、はやぶさが帰還したときのビーコン音を再現した機械があった。さっきからピコピコと鳴っていたのはこれだったのか。可愛い鳴き声。




一瞬、株のチャートかと思った。

ウーメラ砂漠でのカプセル回収に使用された電波方向探査システム


はやぶさ日誌
12/8に「行方不明になる」って赤字で記載してある。


イカロス
イカ坊~。
帆は、髪の毛の太さの10分の1の薄さしか無い。

他にも、金星探査機「あかつき」、準天頂衛星「みちびき」などの展示があった。

なんとも難しい展示会だった。
でもまあ、はやぶさにも会えたし、満足。
科学館の他の施設は、時間の関係でちょろっとしか見られず。




外に出ると、もうすっかり暗くなっていた。
吸い込まれそうになるぐらい、透明度の高い秋の空。



週の半ばにある休日って、やはり有難い。
すっかりリフレッシュできた。

今週もあと二日。
早く風邪を治そう!

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