今年、私の中で1番輝くニュースは、なんつっても小惑星探査機はやぶさの帰還である。
今日は大宮の宇宙劇場へ、渡部潤一氏の講演会に行ってきた。
渡部潤一講演会 ~天文学最前線~
テーマ:「はやぶさ」とオーストラリアの星空
渡部潤一氏は、日本の天文学者。専門は太陽系天文学。理学博士(東京大学、1988年)。国立天文台教授兼天文情報センター長。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。福島県会津若松市生まれ。2006年、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人となった。(ウィキより)
ネットで渡部潤一を検索すると「もしかして渡辺淳一」と出ることを嘆いていた。
そんな自虐的な自己紹介を経て、はやぶさや天文のことを熱く語ってくださった。
はやぶさがぶちあたる数々の困難や要所要所の成功で、宇宙科学者たちが盛り上がったり嘆いたりしていた「裏事情」みたいな話が一番面白かった。
はやぶさが帰還したとき、渡部氏はあのウーメラ砂漠にいたそうだ。そして実際に四散するはやぶさを見たとのこと。そのときの状況など、とても興味深く拝聴した。プラネタリウム版「銀河鉄道の夜」の加賀谷氏も一緒だったらしい。はやぶさの帰還した夜は新月で、光がない夜空に輝く星が抜群に綺麗だったそうだ。また天の川の光で影ができたという、想像するだけでも心が躍動するようなお話を聞けてうっとりした。
最近は天の川を見たことがない子が増えているそうだ。私もその中の一人なんだが。会社の先輩で秩父にて天の川を見たという人がいる。私もいつか絶対に見てみたい。
プラネタリウムでの講演会ということだったので、一瞬だけ暗くなり、頭上に満点の星が出た。はやぶさの「奇跡の軌跡」をポインターによって解説してくださり、とても分かりやすかった。
アメリカやロシアの宇宙開発が軍事目的を孕んでいるのに対し、日本は人工知能を搭載したもので、これは世界に誇れるものだと渡部氏は言う。全くその通りだ。
星が綺麗。
その綺麗なものをもっと知りたいという探求心を人殺し開発に転換、利用してはならないと私も思う。
今日は貴重なお話を聞けて大満足だった。
休暇をイースター島で過ごそうとしたのに、船上で某テレビ局の人に見つかり、取材を受けている渡部氏。
「取材費は支払われませんでした」
とのこと。
46年ぶりの皆既日食・太平洋上
今日は大宮の宇宙劇場へ、渡部潤一氏の講演会に行ってきた。
渡部潤一講演会 ~天文学最前線~
テーマ:「はやぶさ」とオーストラリアの星空
渡部潤一氏は、日本の天文学者。専門は太陽系天文学。理学博士(東京大学、1988年)。国立天文台教授兼天文情報センター長。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。福島県会津若松市生まれ。2006年、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人となった。(ウィキより)
ネットで渡部潤一を検索すると「もしかして渡辺淳一」と出ることを嘆いていた。
そんな自虐的な自己紹介を経て、はやぶさや天文のことを熱く語ってくださった。
はやぶさがぶちあたる数々の困難や要所要所の成功で、宇宙科学者たちが盛り上がったり嘆いたりしていた「裏事情」みたいな話が一番面白かった。
はやぶさが帰還したとき、渡部氏はあのウーメラ砂漠にいたそうだ。そして実際に四散するはやぶさを見たとのこと。そのときの状況など、とても興味深く拝聴した。プラネタリウム版「銀河鉄道の夜」の加賀谷氏も一緒だったらしい。はやぶさの帰還した夜は新月で、光がない夜空に輝く星が抜群に綺麗だったそうだ。また天の川の光で影ができたという、想像するだけでも心が躍動するようなお話を聞けてうっとりした。
最近は天の川を見たことがない子が増えているそうだ。私もその中の一人なんだが。会社の先輩で秩父にて天の川を見たという人がいる。私もいつか絶対に見てみたい。
プラネタリウムでの講演会ということだったので、一瞬だけ暗くなり、頭上に満点の星が出た。はやぶさの「奇跡の軌跡」をポインターによって解説してくださり、とても分かりやすかった。
アメリカやロシアの宇宙開発が軍事目的を孕んでいるのに対し、日本は人工知能を搭載したもので、これは世界に誇れるものだと渡部氏は言う。全くその通りだ。
星が綺麗。
その綺麗なものをもっと知りたいという探求心を人殺し開発に転換、利用してはならないと私も思う。
今日は貴重なお話を聞けて大満足だった。
休暇をイースター島で過ごそうとしたのに、船上で某テレビ局の人に見つかり、取材を受けている渡部氏。
「取材費は支払われませんでした」
とのこと。
46年ぶりの皆既日食・太平洋上