世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

理想と現実

2010年11月15日 | Weblog
パートさんが不在でその分の業務を補うべく、朝からパタパタ。やっと落ち着いたところで、10月分の経費データの加工と経費分析を行う。ちょっこし残業。
今、我が部署では産休に入っている人が二人いる。その内一人の細々とした仕事が何故だかすべて私に直撃することを知ったのは数ヵ月前だ。ずっと黙って耐えてきたけれど、ミルクレープの層のように一枚一枚が軽い仕事でも溜まり溜まると発狂したくなるぐらいに重荷である。誰を恨もうともできず。鬱憤は溜まるばかりである。お金をもらうって大変だ…。


そんな私の楽しみは仕事帰りに喫茶店での一服兼読書。
一日の鬱憤を煙と共に吐き出す。嗚呼、至福のひととき~。



帰宅してからは、すぐにネットを立ち上げて、サンシャイン牧場の手入れ。
そしてYouTubeで思い出に浸る。

昔から化粧品のCMが好きだった。
一番好きなCMはオッペン化粧品のCM。
初恋を思い出し、自分の肌を撫でまわしてニヤニヤするアレ。
菅野美穂が出ていた。
遊佐未森の歌「東京の空の下」も良い。
何かが心の琴線に触れる。泣ける。
【CM 1992】OPPEN セルデュア 菅野美穂 ♪遊佐未森 30秒




今日は、YouTubeで動画を見ながら、かつて愛用してきた化粧品を思い出した。

色気付いた高校時代、資生堂の「オプチューン」に憧れていた。これを持つのがステイタスであった。CMの女性のように、私も将来、こんなOLになるのかなあ…と淡い期待を胸に抱いていた。
資生堂 オプチューン オイルコントロールパクト 満員電車編 1995



大学に入学し、バイトを始め、小金を手に入れるようになった。KOSEの「ルシェリ」の松雪泰子に惹かれ、ファンデーションはこれにした。
KOSE ルシェリ うるおい水入りファンデーション 保阪 松雪 15" 1994


ヌメヌメした感触が保湿を促していて、これさえ使っていれば松雪泰子になれっかも!と期待しなから使用していた。でも高価なのでちびちびと使用。大した用事のない日用のファンデーションは、セザンヌにしていた。ルシェリよりも遥かに安価なセザンヌのファンデーション。たしかコンパクト込みで480円ぐらい。周囲の人からはセザンヌを使用している時の方が肌が綺麗と言われ、ちょっと落ち込んだりもした。


その頃、華原朋美がKaneboの「レヴュー」で華々しくCMに出ていた。
「ナツ、ハダ、ヒカル」、「小さい顔、キマる」というコピーだったと記憶している。
華原朋美カネボウREVUEのCM


朋ちゃん、可愛い~!と、激しく惹かれたが、でもファンデーションを変えるということは、コンパクトも買い替えなければならないことを意味している(メーカーによって大きさが違うから)。それが億劫だったし、無駄な費用に思われた。つい期を逃して、まごついている内に、世間は資生堂の「プラウディア」が流行り始めた。まんまと資生堂の策略にはまり、そしてバイト先のお客さんで凄く肌が美しい人が「私は資生堂しか使わない」と言っていたのを鵜呑みにし、以後、私は8年ぐらいプラウディア信者になる。

数年前からは資生堂の「マキアージュ」を愛用。
やはりCMの影響が大きい。
「この世のハルがきた」
というコピーと軽やかな音楽。んでもって、綺麗な同年代の女性がきゃぴきゃぴしているあのCMだ。
これさえ使用していれば、私だって…と思わされた。
SHISEIDO CM


私が単純なのか、CMプロデューサーが秀逸なのか。
んで、いまだもって、きゃぴきゃぴしていない。

会社帰りの一服とサン牧とYouTubeが楽しみという、なんかもう疲れ果てたOLの姿が、雨が打ち付ける喫茶店の窓にちらついているのは気のせいか。