世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花の都を思う

2015年11月16日 | Weblog
弁当屋に注文した私のオムライス弁当。
届けられたのは、まさかの「から揚げ弁当」に(私は鶏肉が苦手)。

喫煙所から帰ってそのことに気づき、「え?」と思ったと同時に弁当屋から電話が来た。
謝罪を受け、「あと何分ぐらいで届けられますか?」と聞いたら「あと20分ほど・・・」と言うではないか。

昼休み60分のうちの20分は大きい。
化粧直し、喫煙タイム、食事・・・毎日同じ順序で割り振っているので、それらが乱れると思うと気が重かった。

先に化粧直しをした。
電話から15分後、ようやくオムライスが来た。
「こちらのから揚げ弁当、よろしかったら・・・」
と言われたのだが、
「私、鶏肉食べられないので」
と突き返した。

嫌な言い方だったかな・・・でも、私悪くないし・・・でも・・・と思いながらマッハでオムライス弁当を掻きこんだ。
正直、味がしなかった。
最近、ちょっとのことでもカッとなってしまう。猛省。


今週一週間は、積極的に野菜食べようと思う。
雑食系から草食系に変貌を遂げる。炭酸水・サラダの神コンボ。


吉熊がだいぶ汚れてきたので、風呂に入れた。
吉熊「いい湯だな~♪」

耳の穴までしっかりと洗った。だいぶ綺麗になった。汚いままだと妹の結婚式、入場禁止だものね(妹・芋子チェックが厳しい)。風邪を引かないように、しっかり乾かさないと。



ネットを閲覧。
先日起きたフランスのテロ事件はショックだった。
パリには15年前に行ったことがある。母と妹と。
スイスからTGVに乗り、リヨン駅で降りて、パリをバスにて走行中に見たおばあちゃん。
真っ赤なコートを着ていて、ピンヒールを履いていた。
また、あの日は2月だというのに初夏を思わせるような暑い日で、パリっ子はノースリーブで自転車に乗っていた。
それを見た瞬間、母と目を合わせ「さすがパリなんだね」とため息を漏らした。

石畳、重みのある建築物、カフェの軒先で寛ぐパリの人々・・・花の都という名に相応しい華やかな都市だったと記憶している。
凱旋門の前の通りでホットドッグを食べ、ヴィトンの本店で買い物。
ヴィトンの店員さんに「トイレをお借りすることはできますか?」と英語で尋ねたのだが、当たり前だが通じなく、途方に暮れてトボトボと売り場に戻ろうとしたら、その店員さんが「もしかして?」という表情で地下のトイレに案内してくれた。


煌びやかなとしか言いようがないヴェルサイユ宮殿でマリー・アントワネットの肖像画を拝み倒し、彼女が日向ぼっこをしていた部屋の角地に立ってひたすらうっとり。
ルーブル美術館でミロのビーナスと2ショット。オルセー美術館にも行った。
エッフェル塔、凱旋門に登り見渡した歴史を感じさせるパリの街並み。
・・・何もかも夢のような街だった。

そんなパリであのようなテロがあるだなんて。
惨状を見るたびに、心が痛む。

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