野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
*オクラの紫蘇味噌田楽
オクラが沢山採れるようになりました。我が家は5角・丸莢・赤オクラを栽培しています。味は3種類とも同じ。
① オクラをさっと茹でる。
② ①を皿に盛り紫蘇味噌を添える。
紫蘇味噌の作り方
① 紫蘇の葉を洗い、水を加えミキサーで潰し、ザルで濾して、水を搾り、サラダ油でしんなり炒める。
② ①に対して2倍の味噌を加え適当な粘度になるよう均一に混ぜて出来上がり。
①が沢山できたら冷凍保存をして置き色々な料理に使うと良い。
*あまり炒めると香りが飛ぶ、しんなりすれば良い程度。
*好みによりみりん・一味唐辛子・豆板醤・ラー油を入れる。
*水は、ミキサーが上手く混ざる量が良い、ザルで濾した液はアクが強いので捨てる。
昨年の昨日のブログ
*平成25年度の鮒鮨漬け
今年は鮒鮨を漬けて42年となります。
今年の漬け込んだ日は平成25年7月11日、12月には食べられる。
① 塩漬けした鮒3.9kg13匹を洗い、背ヒレなどを切り取り、水を拭きとる。
② 米4.5升を炊き冷やし、麹約1kgを均一に混ぜる、その一部に実山椒を混ぜて、鮒の腹に詰める。
③ 40ℓ樽の底に3~4cmご飯を敷き、その上に実山椒・山椒の葉をまき、鮒を3~5匹を置き、またご飯・実山椒(全部で1kg)を敷き順次漬け込み、樽の周りにタオル、上にラップで密閉して、重石10kgをする、2~3日で水が上がるが、そのまま1ケ月間置く。
④ 1ヶ月後から、毎日上水を入れ替える(7月に漬け、12月頃から食べられる)。
⑤ 1~2月になれば全量取り出し、ご飯で包み冷凍保存。
* 実山椒は、20~30秒茹で色が変わらない程度、冷凍保存の事。
* 桶はハエなどが入らない様にビニール袋で覆う。
* 石は動かない様に四隅に小石を挟む。
* 漬ける時は手に焼酎で消毒しながら作業の事。
鮒鮨漬けの鮒『ヒワラ』
今年も鮒鮨用の鮒(ヒワラ)の塩漬けが、頼んでおいた南山田港の漁師さんから届きました。この鮒は、南山田港の漁師さんは『いおう』とか『ひらむく』と呼んでいます。
鮒鮨には、一般にニゴロ鮒が主流ですが、私の鮒鮨を漬ける鮒は、ヒワラ(コイ目コイ科コイ亜科フナ属)でギンブナ(銀鮒)・寒鮒・マブナ(真鮒)と呼ばれる、この鮒を42年間使用しています、その理由は、漬け方により美味しさはニゴロ鮒と変わらなく、鮒の大きさと、卵の大きさの醍醐味が味わえ、麹と山椒の実で漬けたご飯(飯)の色々な料理に利用するのも私の拘りです。
ヒワラ(寒鮒)は写真のように大きく皿にこのように盛り付ます。
ヒワラは琵琶湖では本湖や周辺の河川や水路に生息していて、琵琶湖沿岸や諏訪湖ではクロブナ(黒鮒)とも呼ばれる。分布は北海道から九州・沖縄県本島、石垣島・西表島までに及ぶ。
ヒワラ(銀鮒・寒鮒・ギンブナ・マブナ)
その他の話
ヒワラは湖魚考(江戸時代後期)に紹介されてあり、入江・入海にいて、沖には稀にしか生息しなく、味はよいと書かれ、古くから食用として親しまれていた魚とか。
県立琵琶湖博物館にはヒワラを水槽に展示してあり、一度見て下さい。
冬に漁獲された、ヒワラ(寒鮒)は、身がしまり脂ものって、洗いにして、茹でた卵をまぶした『子まぶし』や、煮つけなど様々な湖魚料理として賞味されている。
ヒワラ(寒鮒)の子まぶし
琵琶湖には3種類のフナが棲んでいる、ゲンゴロウブナ(ヘラブナは改良したもの)・銀ブナ(地元ではヒワラと呼ぶ)とニゴロブナである。
ニゴロブナとヒワラのメスが鮒鮨にされるが、一般には良く知られているニゴロブナが使われる、その特徴はご飯と漬けておくと軟骨が乳酸菌で、とろけて無くなる。
6匹のフナ。この中で、どれがヒワラかニゴロブナ判別出来ますか?
* ニラの茎の簡単漬物
1年前のブログ内容
ニラの旬の美味しい収穫がまっ盛り、茎は細かく切り簡単漬けもので、酒のあてにも大変美味しい。
① ニラの茎の白い部分を5mm位に刻み、軽く塩もみする。
② 二杯酢に胡椒・赤唐辛子・ラー油少々に①を10分付け出来上がり。