野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
今年も味噌作り
最近、一年中味噌屋で麹が手に入るので、蓄えの味噌が無くなる前に作れば素人でも簡単に作れる。
麹 マッツシャー 出来上がり
① 大豆1kgを一晩水に浸ける。
② ①を圧力鍋に入れ、圧力をかける前に沸騰させアクを取り除き、蓋をして30分炊く、炊き方は弱火でふきこぼれない事。炊いたら釜に水をかけ冷やし、ザルで煮汁を切り、豆を大きい鍋に移し、炊いた煮汁600mℓを加えマッシャーで細かく潰す。
*圧力鍋が無い場合は、手で簡単に潰れるまで鍋で煮る。
③ ②に麹1kgと塩330gを均一に混ぜる。
④ ③をビニール袋に1kg宛入れ、空気を抜き縛り保存。
*保存中、時々袋を捏ねると良い。
⑤ 冬季3~4月、夏2~3月位で食べ始める。
*保存は冷暗所が良い
仕上がり約量4kg
昨年の昨日のブログ
鮒鮨とびわますの漬け方
鮒鮨の漬け方
今年は鮒鮨を漬けて42年となります。漬け込んだ日、平成25年7月11日
① 塩漬けした鮒3.9kg1匹200g~500gの13匹不揃い(生の魚では5kg分)を洗い、背ヒレなどを切り取り、丁寧に水を拭きとる。
② 米5升を炊き冷やし、麹約1kgを均一に混ぜる、その一部に実山椒を混ぜて、鮒の腹に詰める。
③ 40ℓ樽の底に3~4cmご飯を敷き、その上に実山椒・山椒の葉をまき、鮒を3~5匹を置き、またご飯・実山椒(全部で1kg)を敷き順次漬け込み、樽の周りにタオル、上にラップで密閉して、重石10kgをする、2~3日で水が上がるが、そのまま1ケ月置く。
④ 約1ヶ月後から、毎日上水を入れ替える(7月に漬け、12月頃から食べられる)。
⑤ 1~2月になれば全量取り出し、ご飯で包み冷凍保存。
* 実山椒は、20~30秒茹で色が変わらない程度、冷凍保存の事。
* 桶はハエなどが入らない様にビニール袋で覆う。
* 石は動かない様に四隅に小石を挟む。
* 漬ける時は手に焼酎で消毒しながら作業の事。
びわますのこけらずし
びわますのなれずしを、作り方により『こけらずし』と呼んでいます、冬場の正月や祝い事に使います。本漬けは10~3月までに漬ける事(温度が15℃以下を保つ)。
① びわます10kgの鱗・内臓を取り、皮を取り、三枚に下ろし、3切れ位に切り、樽に塩を敷き、魚を並べ、塩(全量7kg)を敷き順次漬け込む、ラップを被せて重石(10kg位)を乗せ、そのまま2~6カ月漬ける。卵があれば軽く塩茹でして、冷凍保存しておく。
② 塩漬けが出来たら、水洗いし、布で水を拭き取る。
③ 米5升を炊き、充分冷まし、麹5合を混ぜる。
④ びわますを5mm位のこけら状に切る、樽に飯を敷き、魚を隙間なく並べ、冷凍した卵と山椒の実(全量1kg)を被せ、飯を被せ、順次魚を漬け込む。
⑤ 最初10日は10kgの重石をして後、次第に増やす。
⑥ 40~50日程で漬かり、後は飯で包んで冷凍保存。
*こけらとは、大工さんが木を斧ので削る時の削りかす。