今回の槍ヶ岳登山のトピックスその2は、槍の穂先に登って御来光をみた事です。
これまで穂先には10回位登っているので不安は感じませんでしたが、
テッペンで御来光を見るのは一部の物好きだと思っていました。
というか、錆鉄人の槍はほとんど日帰りで、
そのうち数回は御来光登山をしたと思いますが、
槍ヶ岳山荘に到着時にはすでに壮大な光景が拡がっていて
朝焼けを見ながら山頂にいる人や登っていくランプの灯りを見て
物好きな人がいるもんだと思っていたものでした。
という事でしたが、今回は槍ヶ岳山荘泊まり
繊細な錆鉄人は山小屋のような大勢の中ではあまり眠れない上に
遠足病が重なるので早く目が覚めてしまうのが常であり、
3時頃に起きて空いているうちにトイレを済まして布団に戻り
時々東の空の様子を見に行っていました。
4時頃からは起きだして準備をする人の動きが始まり辺りは騒がしくなり、
不思議な事に全然寝られなかったという天女の眠りを妨げます。
4時半、点灯し蚕棚が一気に騒がしくなります。
ストーブに灯油を入れに来たお姉さんに尋ねると御来光は5時40分頃との事
4時45分、外に出て東の茜色に染まりつつある東の空を撮影
この時間、外にいるのは数人でした。
頂上に登っていく人のランプも見え、
これで頂上で御来光を見る人は確か5人か・・・
いつもと違って全然少ないなぁ、寒くて風が強いからかなぁ・・・
と思ってたのですが、
という事は今から登っても頂上で御来光が見えるのだなぁ・・・
じゃあ、自分もてっぺんで御来光を見てみようか!
という事で、
錆鉄人が所持する一番高価な登山装備である4~5万円もした「超高級羽毛服」を岩にひっかけて破いてはならじ
と考え、カッパに着替えてから登ろうと部屋に戻りました。
そして、やはり眠れないでいる天女に、
「テッペンに登って御来光を見てくる」
と言うと、
「気をつけてね。私は御来光は何度も見ているから寝ているわ。」
錆鉄人を信頼している天女は引き止めません。
まあ、暗くても登りは問題ないと思いますが・・・
カッパを取り出しましたが、ここで慎重な錆鉄人は熟慮しました。
気温は0度以下、風は10m以上
寒がりの錆鉄人がテッペンで風に吹かれて震えていたら撮影出来ません。
今後、テッペンで御来光を見るなんて機会はないに違いありません。
超高級羽毛服は買って十数年も経つのだから、もう破れたとしてもしかたがない
(って、大事にしていて数回しか使った事がないのですが・・・)
と気丈にも考えた錆鉄人は、そのまま超高級羽毛服を着て登る事に方針変更
という事で、外に出ると穂先の下1/3ぐらいの所に3つのランプがありました。
これで8人か・・・
この写真が4時54分(カメラの表示ですが)
取り付きに向かうと、その前に1人やはり取り付きに向かって歩いている人を発見。
(って、それまで下には注意を払っていなかったので)
前を塞がれたくなかったので早足で追い越して、
取り付きからダダダッと登り、一旦岩の裏側に少し下る所から少し登った所で先行者に追いつきました。
そこからは、前の人が進んだら進むを繰り返し、
ハシゴは登りきるのを待ってから登りテッペンに到着
(その前の人がそうしてからでもありますが)
東の空は御来光にはまだまだですが、周囲の山々はすでに明るく存在を主張していました。
大好きな笠の上には、スーパームーンの1日遅れの月が夜明け前の明かりに負けずに輝いていました。
今日が始まりかけてきました。
錆鉄人には後光ならぬ御来光が射しています。
もう誰も言葉もなく東の空を見つめます。
刻々と変わる空を見続けました。
頂上では12人が御来光を眺めましたが、ここで下山を始める人たち
錆鉄人は360度の山々の写真を撮りながら、まだ次の光景を待っていました。
山荘の前は御来光を眺める人で立錐の余地もなく・・・
と思いきやたったの20~30人
錆鉄人は笠のテッペンが赤く染まるのを待っていたのでした。
山荘で御来光を眺める人は東の空しか見ない人が多く、
この光景を知らない人がほとんどです。
(キャンプ場の手前付近まで行けば両方が見られます。夏は山荘前からは見えないのでこの辺りで見ます)
これは下山途中の写真なので、赤く染まった面積が拡がっています。
これまで穂先には10回位登っているので不安は感じませんでしたが、
テッペンで御来光を見るのは一部の物好きだと思っていました。
というか、錆鉄人の槍はほとんど日帰りで、
そのうち数回は御来光登山をしたと思いますが、
槍ヶ岳山荘に到着時にはすでに壮大な光景が拡がっていて
朝焼けを見ながら山頂にいる人や登っていくランプの灯りを見て
物好きな人がいるもんだと思っていたものでした。
という事でしたが、今回は槍ヶ岳山荘泊まり
繊細な錆鉄人は山小屋のような大勢の中ではあまり眠れない上に
遠足病が重なるので早く目が覚めてしまうのが常であり、
3時頃に起きて空いているうちにトイレを済まして布団に戻り
時々東の空の様子を見に行っていました。
4時頃からは起きだして準備をする人の動きが始まり辺りは騒がしくなり、
不思議な事に全然寝られなかったという天女の眠りを妨げます。
4時半、点灯し蚕棚が一気に騒がしくなります。
ストーブに灯油を入れに来たお姉さんに尋ねると御来光は5時40分頃との事
4時45分、外に出て東の茜色に染まりつつある東の空を撮影
この時間、外にいるのは数人でした。
頂上に登っていく人のランプも見え、
これで頂上で御来光を見る人は確か5人か・・・
いつもと違って全然少ないなぁ、寒くて風が強いからかなぁ・・・
と思ってたのですが、
という事は今から登っても頂上で御来光が見えるのだなぁ・・・
じゃあ、自分もてっぺんで御来光を見てみようか!
という事で、
錆鉄人が所持する一番高価な登山装備である4~5万円もした「超高級羽毛服」を岩にひっかけて破いてはならじ
と考え、カッパに着替えてから登ろうと部屋に戻りました。
そして、やはり眠れないでいる天女に、
「テッペンに登って御来光を見てくる」
と言うと、
「気をつけてね。私は御来光は何度も見ているから寝ているわ。」
錆鉄人を信頼している天女は引き止めません。
まあ、暗くても登りは問題ないと思いますが・・・
カッパを取り出しましたが、ここで慎重な錆鉄人は熟慮しました。
気温は0度以下、風は10m以上
寒がりの錆鉄人がテッペンで風に吹かれて震えていたら撮影出来ません。
今後、テッペンで御来光を見るなんて機会はないに違いありません。
超高級羽毛服は買って十数年も経つのだから、もう破れたとしてもしかたがない
(って、大事にしていて数回しか使った事がないのですが・・・)
と気丈にも考えた錆鉄人は、そのまま超高級羽毛服を着て登る事に方針変更
という事で、外に出ると穂先の下1/3ぐらいの所に3つのランプがありました。
これで8人か・・・
この写真が4時54分(カメラの表示ですが)
取り付きに向かうと、その前に1人やはり取り付きに向かって歩いている人を発見。
(って、それまで下には注意を払っていなかったので)
前を塞がれたくなかったので早足で追い越して、
取り付きからダダダッと登り、一旦岩の裏側に少し下る所から少し登った所で先行者に追いつきました。
そこからは、前の人が進んだら進むを繰り返し、
ハシゴは登りきるのを待ってから登りテッペンに到着
(その前の人がそうしてからでもありますが)
東の空は御来光にはまだまだですが、周囲の山々はすでに明るく存在を主張していました。
大好きな笠の上には、スーパームーンの1日遅れの月が夜明け前の明かりに負けずに輝いていました。
今日が始まりかけてきました。
錆鉄人には後光ならぬ御来光が射しています。
もう誰も言葉もなく東の空を見つめます。
刻々と変わる空を見続けました。
頂上では12人が御来光を眺めましたが、ここで下山を始める人たち
錆鉄人は360度の山々の写真を撮りながら、まだ次の光景を待っていました。
山荘の前は御来光を眺める人で立錐の余地もなく・・・
と思いきやたったの20~30人
錆鉄人は笠のテッペンが赤く染まるのを待っていたのでした。
山荘で御来光を眺める人は東の空しか見ない人が多く、
この光景を知らない人がほとんどです。
(キャンプ場の手前付近まで行けば両方が見られます。夏は山荘前からは見えないのでこの辺りで見ます)
これは下山途中の写真なので、赤く染まった面積が拡がっています。