居間から玄関先の部屋(というか単なる板張りの空間ですが)との間の戸が重くて開けるのが大変だとこぼしていたので
(普段は開けっ放しなのですが、冬は寒いので締め切っているので・・・)
愛妻家の錆鉄人は天女の為に取っ手をつける事にしました。
という事で、掘り込む部分を罫書いて(幅19mm長さ65mmで深さ10mmのアーチ型)削り始めました。
削る道具は、最初は天女の嫁入り道具(小学校の先生をしていた時に使ったもの)の彫刻刀を使ったのですが
あまり削れないのでノミに変更。
しかしながら、このノミも刃こぼれがあってうまく削れないので
砥石で刃の研磨を行ってどうにか削れるようになりました。
ガラスが入っているので削る方向が限定されるので
上側を削るときは逆さまになってするので頭に血が下がってきます。
(戸を外して平置きした場合、ちょっとしたショックでガラスが割れる可能性があるので・・・)
非常に無理な体勢で行わなければならないので力が入らない上、
ノミを滑らせてケガをしないように手を添える位置も限定されるので
2時間近く悪戦苦闘してやっと穴を彫り終えました。
という事で、取っ手をネジで取り付け。
あれ?閉めても隙間があるぜよ!
今まで気が付かなかったけれど柱が曲がっています。
(錆鉄人の心はまっすぐなんですが・・・)
(こにょうに上と下は隙間がありませんが・・・)
ちなみに、この柱は欅で30cm角、
今なら1本100万円するのではないかと思う事にしています。
なにせ将来(500年後)の国宝ですから!