錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

上高地ホームレス画伯と再会

2017-10-01 20:20:32 | 登山
前尾根Ⅵ峰や涸沢グルメ幕営など書きたい事は山々ですが、

珍しい人と再会出来て感激した事を記したいと思います。


その人は上高地でほぼ半年間テント生活をして河童橋の横で油絵を描いている渡辺勝夫画伯です。

何でも「上高地・渡辺画伯」で郵便が届くのだそうです。

これまでも河童橋の横を通る時、画架が立ててあった事はあったのですが、

画家が不在だった事もあって、それがあの渡辺さんとは思わずにいたのですが、

テレビで渡辺さんが今も河童橋の横で絵を描かれていらっしゃる事を知ったので、

涸沢から下山して上高地に向かっている時

「会えるかなぁ?覚えていらっしゃるかなぁ・・・」と天女と話していたのでした。


河童橋の横に来ると、あの時と同じ位置に画架が立っていました。

でも、本人さんはいらっしゃいませんでした。

とりあえず画架の横で記念撮影



今回は6時前に涸沢を出発した為に、奥飛騨ガーデンホテル焼岳のランチタイムには凄く余裕があったので

河童橋でも記念撮影



(何故か、この時間は観光客が少なかったです)

そしてバスターミナルの方へ歩き出したら、テーブルに2人のお年寄りが座って話をされていました。

1人は後ろ向きで帽子をかぶられていたのですが、もしかしてと思って通り過ぎてから顔を見ると昔の面影が・・・

という事で、

「渡辺さんですか?」

と話しかけると、驚いてどなたでしたっけ?と言われるので

「20年以上前の事ですが、絵を描かれているのを娘たちと一緒に見ていたら突風が吹いてケガをされたので・・・」

と途中まで言うと思い出して下さって、

「和紙のお仕事をなさっていた人(天女)ですね、あの時は有難うございました云々」

「よく覚えているね」

と横の画伯が言うと

「きれいな人の事は覚えているんだ。」

とお世辞まで言って下さり、10分ほどお話をしました。

という事で、記念撮影



すごく懐かしがって下さり、CDを送って下さると言われました。


23年前にお礼に送って頂いた絵です。



裏を見ると



そうか1994年だったのか・・・(上に「〇〇さんへ」とも書いてあるのですが、名前が違う事に今気が付きました。)

今78歳とか、

来年は休むと言われいましたが、いつまでもお元気で河童橋の横で絵を書いていて欲しいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 涸沢は遠きにありて思ふもの | トップ | 季節モード切替 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事