エアコンもお引っ越し!

2011年05月11日 | 出来事 -

今日、我が家のエアコンが、近隣のTさん宅にもらわれていく。
私が、広い部屋用に買ったリビングダイニングのエアコンだ。
しとしと細い雨が降っているが、移転工事には支障がないのだろうか。
 
最近、Tさん宅とは、お付き合いが深まった。
いろいろと立ち話をする機会も増え、お互いの家を行き来したりして、
当地を離れることが残念に思えるぐらいである。
先日も、Tさんの故郷新潟土産の「笹餅」や「山菜を似た煮物」を、
もってきてくださったりした。
一人っこの娘さんが中学生になり、「子供の話をきいてほしい」と
個人的に頼まれたり・・・・いろいろだ。
ひとえに、このご時世で、派遣社員として働いていた奥さんが、
契約解除されたようで・・・・時間が増えたことにも起因する。
また、彼らの両親にも環境の変化があり、世話や介護ということが
身近にもなってきたらしく、これからがいろいろと大変みたいだ。
私が経験してきたことについての話を聞きたいようで、何かと気軽に
我が家にも来訪するようになってきていた。

以前に一緒に遊んでいた高齢者の皆さんとは違って、Tさん夫婦は若く、
働き盛りだったので、本当に「自宅でのパーティ」を主催した時だけ
ワインを飲んでは盛り上がるぐらいの付き合い度合いだった。
時間が経過すると、家族の姿も、人間関係も変わってきて、本当に
私自身も一緒に成長してきたような気分だ。
最初の自宅パーティでは、階段を登ったり下がったりしながら遊び、
こたつ布団を汚した三人の子供たちが、今は本当に大きく成長した。
たった6年という年月は、子供にとっては長い時間だろう。


過日は、以前近隣に住んでいた90歳過ぎのおばあちゃんにも会った。
私が車を出して、ご飯を食べに行っていたメンバーの一人だ。
おばあちゃんが引っ越しをしてから、一度転居先に遊びに行ったが、
それ以来か、道端で何度か会ったか・・・とにかく、久しぶりだ。
お医者さんは変えられないようで、時々駅前まで来る機会を利用して、
今回はお顔だけを見に行って、「転居報告」をしてきた。
彼女は、少しだけ老けたようだが、それでも「若い」。
びっくりするような若さだ。
しっかりとした足取りと、ちゃんとした言葉使い。 耳も遠くない。
「私の103歳の義理の姉が、最近調子が悪いんですよ~」とは、
また、驚くようなお話である。


仕事も、ほどほどにしながら、「お引っ越し準備」も進んでいる。
もう一週間を切ってしまったから、そろそろ本腰を入れる時期だ。
家中のモノが散乱している「この状態」を、整理しなければ・・・。
リサイクルしたり、手続きに時間がかかったり、処分を依頼したり、
仕事はたくさ~んある。
簡素で「身の丈にあった生活を!」ということは、必要のない荷物を
手放すということにも当てはまるので、細かい悩みが尽きない。
なんとなく、身の引き締まる気分である。