「京劇」 を描いた 「水墨画」

2013年06月06日 | 自分 -

私の人生にとって、 「 初めて中国へ行った時 」 は、
「 初めて京劇を鑑賞した時 」 と 重なる。

余談だが、「 はじめてパンダに触った時 」 でもある。


おそらく 北京ではなく、上海だっただろうか。
多くの都市を訪問したので記憶が定かではないが、
おそらく上海ではないかと思う。



その京劇 ( 西遊記だったと思う ) を 観劇したとき・・・
中国で、とても有名な 女形京劇俳優が 引退をする興行公演だった。
年齢も高く、舞台上の声も高く・・・「 素晴らしい出来栄えだった 」 と
覚えているが、その俳優の名前を 失念してしまった。
京劇独特の化粧のせいか、高齢の男性だとは思えない ー ほど、美しかった。

私にとって、「 その舞台は、非常に 感動的なものだった 」 ので、
記念に、「 その俳優を描いた水墨画 」 を 自腹で 購入した。



それが、今や、数十年の時を経て、画が描かれた紙には、
わからないぐらいのシミが できるぐらいになってしまい・・・
粗末に扱われ、部屋の一部に なってしまっている。

少し前の自宅 (一軒家) では、長年、玄関の飾りものとして、
陽の差し込む 壁にかけられていたので、その影響もあると思う。
その一軒家には、長く住んだので、画の負担も多かっただろう。



次の住居にも、一緒に行って、おそらく私の最後の最期まで
一緒にいる絵になることは 間違いない。
でも、・・・ 今は、飾る場所がなくて、ごめんね ・・・。

いつも、このスペースを見るたびに、そう心に感じては、
京劇画を見つめる私がいる・・・・・。