最近、お釣りでよく渡される新500円硬貨。令和3年発行のものはレアなのかと調べてみた。令和3年2億枚、令和4年3.65億枚。全然レアではなかった。500円硬貨なら昭和62年が狙い目らしい。2,775,000枚しか発行されていない。古銭屋の売値は800~1,000円。しかし、硬貨の発行年をチェックしだすときりがない。小銭での支払い前にもたもた確認してしまいよろしくない。
参考までにレア一覧。
1円:平成/23年 24年 25年 28年 29年 30年
5円:昭和/32年 平成/22年 23年 24年 25年
10円:昭和/61年(後期:鳳凰堂の細部で見分け)取引価格はなんと20,000円
50円:昭和/62年 平成/21年 23年 24年 25年 31年
100円:昭和/39年 平成/13年
500円:昭和/62年 64年
それからデザインの古い100円硬貨で「稲穂」「鳳凰」と呼ばれているものは銀の含有60%の銀貨となる。
硬貨では小学生の頃は切手収集とともに親に大阪造幣局発行のミントセットを毎年買ってもらっていた。しかし今では興味もすっかり失せてしまった。新500円は”バイカラー”という2色のリングの組み合わせだが、この意匠はイギリスの新1ポンド硬貨で見慣れたものだった。どちらも見栄えがして好きなデザイン。バイカラーではない古い1ポンド硬貨のほうが流通量は多いがこちらは厚みが倍ほどもあって重い。小銭入れが嵩張ってしかたない。あと、画像にある自由の女神コインはちょっと珍しいアメリカの$1硬貨。ラスベガスに行くたびにモノレールの3dayパスを購入していたが、そのモノレール券売機の釣銭は必ずこの$1硬貨で払い出される。この券売機以外で$1硬貨の流通は見たことがない。ラスベガス以外の都市でこの硬貨を使ったことがあるが必ず怪訝な顔をされる。日本の100円札、500円札がそうであったように、同じ額面でも硬貨より紙幣のほうが価値があるように思えるのは貧乏性故か。この$1硬貨もなんだかゲームのメダルにしか見えず手にするとさっさと使っていた。昔読んだSFショートショートで秘密のバーの支払いに財布から大切に取り出した紙幣を渡す。それを見た同僚からそれは何かと尋ねられるという話があった。日本も中国のようにあと10年もすれば支払いに紙幣や硬貨を使うことも無くなってそう。先日、灯油を買った宇佐美スタンドでは、無人機の支払いに硬貨投入口が無く紙幣の受付のみには参った。1缶18立が2016円。仕方なく紙幣で3,000円を投入して硬貨の釣銭が984円。2缶目も紙幣3,000円の投入を強いられる。結局釣銭の小銭1,968円分が手元に。プリペイドカードかクレジットカードで支払えとの無言の圧力。楽天もペイペイもなんだかうさん臭くて使いたくない。スイカでさえ交通機関の支払い以外では使わない。まあ偏屈ジジイということで。
不便なのか、
分からない時代ですよね♪