2セット注文
8月10日の”鳩の日”に妻が注文した限定販売の「缶の鳩サブレ」が今日届いた。去年もネット注文を試みたらしいがサーバーにアクセスが集中してダウンした模様。今年から受注生産に切り替えられ2か月を経てようやく届いた次第。
段ボール箱も凝っている
缶にサブレをセットする。結構きつきつ
25年ほど前に仕事の関係で製缶会社とやり取りしたことがあった。当時でも製缶の需要は減少の一途という説明だった。自分たちの学生時代は缶ペンケースや菓子包装、化粧品などで需要もあったがエコという観点から素材の変更が進み淘汰されていった。製缶会社との商談でわかったことにオリジナル缶の製造はMOQのロット数がネックとなる。打ち抜きの金型やリブ加工などで最低でも5桁~6桁の最低注文数が求められる。オリジナル形状でなく既製品の寸法でもラインを組んで一気製造なので要求されるロット数は少なくない。一気に製造された缶の輸送と保管も問題になる。空気を運ぶような効率の悪さ、嵩張るので保管段ボール箱の数も多く広い倉庫が必要となる。一気に生産しながらどんどん出荷しなければいけない。届いた鳩サブレが4色セットいうものもそういう背景が見え隠れした。今回購入した缶サブレはテニス仲間に配るとのこと。ワシにも中身のサブレだけ1個もらえた。
「電車でGO!」の企画のあとにスタートしたプロジェクト”缶詰製造機”「CAN CAN FACTORY」
渋谷の東急ハンズや富士山の五合目に設置したこともあった。
開発部屋が販売用の空き缶まみれになって怒られた。
筐体IDはデザイン部署と喧嘩してワシが独自にデザインした。
1セットだけ今も保管している。いつかタイトーミュージアムが出来れば提供するつもり(笑)
このデザインもワシがやった、結構気に入っている。
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