先刻、ある方面から「財務大臣が辞任」というふうに聞こえてきたので、それは素晴らしいと思っていたが、セクハラ発言疑惑が報じられた福田淳一財務次官が辞意を表明しただけだった。肩透かしというか、がっかり。
記者達のぶら下がり会見で、福田氏は、辞任について、「財務省が厳しい状況にある中で、職責を果たすことは困難」が理由だという。
「週刊誌に掲載された自分についての記事は、事実と異なる」「裁判の中で争っていきたい」という。
セクハラ疑惑の録音の音声については、「自分の声は自分の身体を通じて聞くので、録音された声が自分のものかどうかわからない」、「あんな発言をしたことはない」「あんな酷い会話をした記憶はありません」「接客業の人と話すことはある」「会話の全てを順番に取っているふうにもみえない、くっつけているように見えるので」と言う。
「報道が出ること自体が不徳のいたすところ」というが、森友問題も関係なく、ただ今回のセクハラ報道が理由というのなら、「セクハラをしていない」のなら、辞める必要はないのではないか。
これらも含めて「森友問題隠し」の延長のように思われてならない。
財務次官の任命責任があるから財務大臣が辞職すべしという言い方もわかるが、本来は「文書改竄問題」のほうが問われていることを、忘れてはならない。
麻生財務相も、何の必要もないのに、ただ世界政治の中で仲間はずれにされている印象を誤魔化すため、トランプに会いに行っている安倍首相も、とっとと辞めて、少なくとも、事実を明るみにできる体制にしてほしい。
記者達のぶら下がり会見で、福田氏は、辞任について、「財務省が厳しい状況にある中で、職責を果たすことは困難」が理由だという。
「週刊誌に掲載された自分についての記事は、事実と異なる」「裁判の中で争っていきたい」という。
セクハラ疑惑の録音の音声については、「自分の声は自分の身体を通じて聞くので、録音された声が自分のものかどうかわからない」、「あんな発言をしたことはない」「あんな酷い会話をした記憶はありません」「接客業の人と話すことはある」「会話の全てを順番に取っているふうにもみえない、くっつけているように見えるので」と言う。
「報道が出ること自体が不徳のいたすところ」というが、森友問題も関係なく、ただ今回のセクハラ報道が理由というのなら、「セクハラをしていない」のなら、辞める必要はないのではないか。
これらも含めて「森友問題隠し」の延長のように思われてならない。
財務次官の任命責任があるから財務大臣が辞職すべしという言い方もわかるが、本来は「文書改竄問題」のほうが問われていることを、忘れてはならない。
麻生財務相も、何の必要もないのに、ただ世界政治の中で仲間はずれにされている印象を誤魔化すため、トランプに会いに行っている安倍首相も、とっとと辞めて、少なくとも、事実を明るみにできる体制にしてほしい。