Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『屋根裏』以来の、演劇の革命『なにもおきない』

2019-08-27 | Weblog

燐光群最新作・情報解禁です。

『屋根裏』以来の、演劇の革命。

 

『なにもおきない』

 

世界一小さな舞台空間が浮かぶ、圧倒的虚無の劇世界。演劇と「事件」の境界線が、いま解かれる。

 

猪熊恒和 大西孝洋 杉山英之  武山尚史 樋尾麻衣子 町田敬介 西村順子  川中健次郎 鴨川てんし 円城寺あや

10.2 Wed. - 16 Wed.

梅ヶ丘BOX  

 

開演時刻

10月2日(水) 19:00(プレビュー)

10月3日(木) 19:30

10月4日(金) 14:00 / 19:30

10月5日(土) 14:00

10月6日(日) 14:00

10月7日(月) 14:00 / 19:30

10月8日(火) 19:00

10月9日(水) 14:00 / 19:00

10月10日(木) 19:00

10月11日(金) 14:00 / 19:00

10月12日(土) 14:00

10月13日(日) 11:00 / 16:00

10月14日(月・祝) 14:00

10月15日(火) 14:00 / 19:30

10月16日(水) 14:00 / 19:30

 

<全席自由> 「なにもおきないの会」会員券

一般前売 3,500円 ペア前売 6,000円 当日 4,000円  U-25/大学・専門学校生2,500円 高校生以下1,500円   ※U-25 以下の割引は前売・当日共通料金。当日受付にて要証明書提示。 【◎は前半割引】10/3(木)〜9(水)の期間は、どの回もどの券種も300円引き! ご予約順に番号をお取りする整理番号付チケットです。開場時に番号順にお入り頂きます。 開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。 

< 前売開始> 9月8日(日)11:00 受付開始|開演の30分前 開場|開演の15分前

10/2(水) はプレビュー、一律2,500円・人数限定・撮影等あり。   坂手洋二とゲストによるアフタートークを予定しています。 くわしくは追って劇団 HP 等でお知らせいたします。

 

【前売扱所】

◆[ 燐光群オンラインチケット ] http://rinkogun.com

    一般・ペア前売のみ扱い。WEB上でご予約頂き、セブンイレブンでチケットをお受け取り頂けます。

    お支払いは現金(セブンイレブン)、またはクレジットカードとなります(手数料はお客様負担)。※会員登録(無料)が必要です。


◆[ ご予約・お問合せ ]燐光群/(有)グッドフェローズ

    03-3426-6294

    当日精算予約フォーム  https://www.quartet-online.net/ticket/nh1002box

    ①<お名前/電話番号/希望日時/チケットの種類と枚数>をお知らせください。予約フォームでは自動返信にて予約完了となります。

       メール不着の際はご連絡ください。

    ②開演直前は受付が混み合いますので、開演の10分前までにお越し下さい。      

キャンセル・日時変更はできません。未就学児のご入場はご遠慮下さい。

開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。

 

照明|竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)

音響|島猛(ステージオフィス)

美術|じょん万次郎

音楽|太田惠資

振付|矢内原美邦

衣裳|ぴんくぱんだー・卯月

舞台監督|森下紀彦

擬闘|山村秀勝

演出助手|中山美里

文芸助手|清水弥生   久保志乃ぶ

宣伝意匠|高崎勝也

協力|浅井企画

制作|古元道広   近藤順子 主催|有限会社グッドフェローズ

助成|文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

 

http://rinkogun.com/Nanimo_Okinai.html

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アメリカの横暴と言えない安倍政権、ではなく。

2019-08-27 | Weblog

アメリカの横暴、と言えない安倍政権。ではなく、言うことを聞くしかない安倍政権。でもなく、自らこの国の生存権を差し出している安倍政権。ということか。

中国が輸入しない米のトウモロコシ 日本が買います、と、さいきん安倍政権御用局色を増している NHK Web さえもが報道している。ひょっとしたらおかしなことだと思っていないのか、トランプに貢献できたのだから良いことと思っているのではあるまいな。……今回の日米首脳会談を受け、日本がアメリカ産のトウモロコシを追加で輸入することになったという。記者会見でトランプ大統領は米中の貿易摩擦の影響でアメリカから農作物の輸出が減少していることを踏まえ、「中国は約束したことを実行しないため、アメリカのいろんな地域でトウモロコシが余っている。安倍総理が購入してくれるのはとても大きな取り引きだ」と述べたという。害虫がどうのとよくわからない言い訳もしているが、トランプ大統領が重視するアメリカの農家対策にもつながる側面があるため判断したものと見られている。

なにしろ安倍首相とトランプ大統領は8月25日、首脳会談で日米貿易交渉について大枠で合意、牛肉の関税を38.5%から段階的に削減し9%にするこなど今後、協定が締結される見込みである。

鈴木宣弘東大教授によると、日米FTA交渉をめぐって、多くの報道で農産物の開放を「TPP水準にとどめた」かのように強調されているが、これは間違いである、という。(JA-com)

(1)そもそも、TPP水準が大問題だったのだから、TPP水準にとどまったからよかったかのような報道が根本的におかしい。
(2)加えて、米中貿易戦争で行き場を失った米国農産物の「はけ口」とされ、大豆、トウモロコシなどの大規模な追加輸入の約束がセットで行われたのだから、これは明らかな「TPP超え」だ。それにしても、1年間の日本の飼料用の輸入総量に相当する250万tものトウモロコシの追加輸入は驚異的な量であり、どうやって処理するのか理解に苦しむ。

牛肉・豚肉の関税削減で遅れをとった分を早く取り戻したいという米側の要請に応えて、アーリー・ハーベスト(先行実施)的に急ぐものを中心に決め、TPPで合意していたコメや乳製品の米国枠の設定は先送りされたとの一部報道がある。これについては、

 (3)まず、牛肉・豚肉などの関税削減スケジュールを速めて他国に合わせることは、協定としては「TPP超え」だ。
 (4)また、かりに先送りされたとしても、コメや乳製品の枠が再協議されることは間違いなく、これは「TPP超えを回避した」わけではなく、現時点で「TPP水準」と報道するのは間違いだ。TPPで合意していたコメや乳製品の自国枠を米国が放棄するわけはない。ただし、コメについては、すでに、日本が別枠の輸入(SBS米)で米国産米を大幅に買い増ししており、7万tのコメの米国のTPP新設枠がすでにほぼ満たされるまでに日本側が対応している実態がある。

 一方、普通自動車の2.5%の関税は25年後に撤廃、大型車の25%の関税は29年間現状のままで、その間に日本が安全基準の緩和を着実に履行すれば30年後に撤廃するという気の遠くなるようなTPPでの日米合意さえ、米国は破棄するとしている。
 農産物は米中紛争の「尻ぬぐい」も含めたTPP水準超えで、一方で、成果としていた自動車の約束は反故にされたのだから、まさに、得るものはなく、「失うだけの日米FTA」であることは間違いない。自動車への25%の追加関税に脅されて、やはり差し出すだけになった。
 また、「FTAではない」とごまかすために、日米共同声明を捏造してTAGだと言い張ったが、案の定、今はTAGという呼称は消えた。FTA交渉入りをごまかすための方便だったことが明白になった。やらないと国民に言ったことをその場しのぎでごまかして進めていく姑息な姿勢がどこまでも続いている。

……だそうだ。自民党が野党時に、一時でもTPPに反対していたのは、はるか昔。

日経報道によると、安倍晋三首相は、都内で講演し、政府が打ち出した成長戦略の実現で「1人あたりの国民総所得は足元の縮小傾向を逆転し、最終的には年3%を上回る伸びとなる。10年後には現在の水準から150万円増やすことができる」との見通しを示したという。「民間活力の爆発。これが私の成長戦略の最後のキーワードだ」とも強調。成長戦略は「達成すべき指標を年限も定めて明確にする」との方針も明らかにした。「2020年に外国企業の対日直接投資残高を2倍の35兆円に拡大する」ほか、農林水産物や食品の輸出額を20年に1兆円にすることや、3年間で民間投資を70兆円に回復させることなどの目標を掲げた。

……「民間活力の爆発」に期待するというのは、他力本願、責任の押しつけである。外国企業の対日直接投資と日本が買われていくことの違いが、この人の中では線引きされていないのではないか。農林水産物や食品の輸出額を増やせるという確証はいったい何なのか、アメリカから爆買いさせられているのでは、やっていることは真逆ではないか。

 

写真は七年前、沖縄市民によって封鎖された直後の米軍普天間基地佐真下ゲート。


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