『天神さまのほそみち』、今日が中日(なかび)なのかな?
全17日の九日めだから、日程的には真ん中だ。
全20ステージの九ステージ目だから、ステージ数で言うと明日が中日(なかび)だ。
ともあれ、今日も劇場である。
感染数の増加、某劇場界隈で感染者が出た可能性などが報道されている。
できる限りの感染防止対策を続けていきたい。
写真は、さとうこうじ、鬼頭典子。(撮影・姫田蘭)
チラシ・ポスター写真にも登場しているさとうこうじさんは、この『天神さまのほそみち』が画期的な劇であることを象徴する「男1」を演じる。
彼にこの役を演じてもらうことを決めたときに、この上演はもう、ある方向性を得ている。
鬼頭典子さんは、文学座の俳優である。はまり役だと思う。
そして、文学座アトリエで初演された本作の上演に、彼女が加わることで、私たちが演劇界の繋がりの中にあることをとてもいい形で確かめられているような気がしている。
俳優にとっても、役との出会いは大切だと思うが、今回はかなりスペシャルであろう。どの役の人にとっても、だ。そう思っている。
そうしたことが事前情報として伝わっても、上演は、何一つぶれることはない。
強度と手応えのある上演を続けられていることは、私たちの喜びである。
<別役実メモリアル> 燐光群『天神さまのほそみち』
作◯別役実 演出◯坂手洋二
7月3日(金)~19日(日)全20ステージ
会場◯下北沢ザ・スズナリ
出演◯さとうこうじ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 円城寺あや 鬼頭典子 杉山英之 荻野貴継 樋尾麻衣子 武山尚史 町田敬介 中山マリ(voice)
アフタートークは、あと一回。
演劇評論家の大笹吉雄さんがゲストで、14日(火)夜になります。
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。
【全席指定】
一般前売 3,800 円 ペア前売 7,000 円 当日 4,200 円
U-25/大学・専門学校生 1,500 円 高校生以下 500 円
U-25 以下は特別価格(前売・当日共通料金。当日受付にて要証明書提示)。
タイムテーブル、アフタートークスケジュール等、詳細は燐光群 Webサイトを御覧ください。
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http://rinkogun.com/Tenjinsama_no_Hosomichi.html