Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

ニンジンを、投げたりもします。

2020-07-01 | Weblog
別役実作『天神さまのほそみち』には、ニンジンが、出てきます。
今回の上演では、ニンジンを投げたりもします。
それは戯曲の中には、ありません。
ご容赦ください。

写真、姫田蘭。
ニンジンを投げているのは、猪熊恒和。手に持っているのは、円城寺あや。

お楽しみに。


<別役実メモリアル> 燐光群 『天神さまのほそみち』
制作部よりお知らせ

客席数がいつもより少ないので、早めのご予約をお勧めします。
前半は混んでまいりましたが、幸い、5日(日)14:00、7日(火)19:00☆、8日(水)19:00☆は割と客席に余裕がありますので、オススメです。☆は坂手洋二とゲストとのアフタートークあり。


【全席指定】 
一般前売 3,800 円 ペア前売 7,000 円 当日 4,200 円
U-25/大学・専門学校生 1,500 円 高校生以下 500 円 
U-25 以下は特別価格(前売・当日共通料金。当日受付にて要証明書提示)。



<別役実メモリアル>
燐光群『天神さまのほそみち』
作◯別役実 演出◯坂手洋二
7月3日(金)~19日(日)全20ステージ
会場◯下北沢ザ・スズナリ
出演◯さとうこうじ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 円城寺あや 鬼頭典子 杉山英之 荻野貴継 樋尾麻衣子 武山尚史 町田敬介 中山マリ(voice)
タイムテーブル、チケット料金、アフタートークスケジュール等、上演詳細は、燐光群 Webサイトを御覧ください。

http://rinkogun.com/Tenjinsama_no_Hosomichi.html

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デマを飛ばすのを仕事にしている輩の、沖縄の歴史捏造を許してはならない

2020-07-01 | Weblog
某小説家が、
沖縄戦慰霊の日に関して、ネットテレビ番組で、
「沖縄県民が犠牲になったのは大半が日本軍が玉砕した後。日本軍人が沖縄民を犠牲にしたというのは違う。日本軍が残っていた時は沖縄県民を助けるために戦ったという事」と言ったそうだ。

同番組で、それを受けた弁護士が、「沖縄を分断するためにイデオロギー的な手法で沖縄が捨て石にされたと強調するのは間違い」 
と追随したそうだ。

日本軍がいかに沖縄の住民を蹂躙していたか、それは歴史の事実である。助けるのではなく、日本本土を守るための捨て石にしたのだ。多くの場合、米軍は住民を救済し、解放した。
「沖縄を分断」させようとしているのは、戦中はもちろん、現在に至るまで、日本の国家主義を押しつける者たちである。

デマを飛ばすのを仕事にしている輩の、沖縄の歴史捏造を許してはならないし、名前なんか出してやらない。

こんなレベルの会話がネットとはいえ「番組」の中で堂々と飛び交っているこの国は、歴史認識の捏造に対する厳しさが、なさすぎる。

ほんとに、ワジワジーする。

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コロナ禍下では、演劇のせりふから「た」を抜かなければならない?

2020-07-01 | Weblog
某紙によれば、
「演奏会の再開に向け、専門家や医療関係者の助言を取り入れた楽器演奏時の飛沫(ひまつ)・エアロゾル測定に取り組んだ東京都交響楽団(都響)が、分析結果をまとめた」
という。

10種類の管楽器では、通常の演奏時に日常会話以上の飛沫を放出するとは考えにくいという結論は、まず、よかった。

しかし、「「歌唱」は歌い方や言語の特徴によって、飛沫の飛び方や量に違いがみられる結果となった」のだそうだ。
 
そして、
「日本語の「た」行の発音の際に飛沫が確認された」
という。

コロナ禍下では、演劇のせりふから「た」を抜かなければならない?
⋯⋯いえ、それは無理です。


「あなたの家の前を、虎が通りましたか……? 」
「あなの家の前を、虎が通りましか……? 」

「虎が、いいえ、と言って通ったんですね?」
「虎が、いいえ、と言って通っんですね?」
 
「いいえ、通らなかったんですよ、虎は……。」
「いいえ、通らなかっんですよ、虎は……。」

「何を言いたいんです……? 」
「何を言いいんです……? 」

言いにくいし、意味が通らない。
無理です。

私たちは、「た」抜きには、なれません。

タヌキじゃないからね。


写真は、稽古場最後の日、新人の町田くん。
『天神さまのほそみち』に、出ています。
http://rinkogun.com/Tenjinsama_no_Hosomichi.html

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